これは進化?―新世代は日射しを回避する

hanex

投稿日:2024年08月05日23時03分57秒

【猛暑の中で】その4     7/7の猛暑の直射日光を浴びた幼虫と卵が全滅してから1週間後に、 新たな幼虫と卵を見つけました。 少し嬉しくはなりましたが、予報ではこれからが猛暑本番だったので、 またすぐ全滅するのだろうなとも思ったことでした。    ところが!新たな幼虫を見ていると、 神経質なぐらいに直射日光を避けるではありませんか!  太陽の動きに合わせて、他の葉が日傘になる位置へと移動するのです。 その日傘を食べてしまって、さあどうするんだと思ったら、 茎の日陰になる位置にしがみついて日射しを回避するのです。   新たな卵は、直射日光がまもなくあたる位置に産み付けられていたので、 幼虫と卵がいる枝を洗濯ネットで覆い、 ネットの上に葉っぱを貼って日よけをしてみたところ・・・ 卵も無事孵化して、日よけを上手く使ったり葉の下に入ったり。 2匹とも無事に成長してくれて現在に至ります (年長さんは本日蛹化に成功しました)。   ・・・暑いと幼虫たちは立ち上がる。。。 のですが、実は、大きくなった幼虫の行動としてならば、 このように日射しを嫌忌する幼虫を、 ここ数年、何匹か見かけておりました。 個体によって、ただ立ち上がる者と、日射しを嫌忌する者に はっきり分かれるのです。 投稿できる話じゃないと思いながらも、 個性大好きな私としては、はっきりした面白い個性として ここ数年大注目の「個性」だったのです。 雌のケースも雄のケースもあったので、雌雄差ではありません。   本当はこれ、ここ最近の温暖化に対する進化だったのでしょうか? 直射日光を受けた人の頭髪の温度は65度に上がると言います。 直射日光を浴びてただ立ち続ける幼虫は淘汰され、 日射しを嫌忌する幼虫のみが生き残る・・・ 今まさに一つの進化が進行しつつあるのでしょうか!?   今回産卵した母蝶が7/7を生き伸びたのも、 彼女自身が日射しを嫌忌するタイプだったためなのか。 それとも、蝶の季節型の一種として 「猛暑型」が今、生まれつつあるのか。   以上です。お付き合い、ありがとうございましたm(__)m

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