雄どものタックルをかいくぐれ
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雄どものタックルをかいくぐれ

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【コシアキトンボの空中生活:その7】
交尾が終わった後が、雌にとっては試練の本番となります。
トンボの中には、雌が産卵するのを雄が守る種族も多いのですが、
コシアキトンボは守ることもあるという程度、大体は雌の単独産卵となるようです。
つまり雌は、雄たちがタックルして自分との交尾に持ち込もうとする間をかいくぐって、
一個でも多く産卵しようと自力で頑張らなくてはならないのです・・・。

腰の白いのが雄、黄色いのが雌です。
そして、コシアキトンボの産卵場所は、水面近くの石や植物。
この雌は、下の石に数個産卵したところで、
それを画面外を合わせて5匹ほどの雄が狙っているようでした。
この写真は、低空をかすめて横からタックルして来たi雄を、
雌が直立姿勢から水平姿勢へと頭を下げてかわした瞬間です。

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Exif情報

  • メーカー: CASIO COMPUTER CO.,LTD.
  • モデル: EX-ZR500
  • 撮影日: 2015/07/26 15:37:32
  • 焦点距離: 26mm
  • ISO感度: 400
  • 絞り値: f/5.7
  • 光源: 不明
  • 露出時間: 1/800 秒
  • 露出プログラム: ノーマル
  • 露光補正値: -0.3
  • ホワイト・バランス: 自動
  • 測光方式: 分割測光
  • フラッシュ: ストロボ発光せず、強制非発光モード
  • 撮影シーン・タイプ: 標準
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投稿者

コメント

  1. お~、今度はトリプル、見事な切り取り・・・。
    といった単純な表現では失礼にあたる味わい深いシーンですね。

    雌の懸命な産卵、隙をついての雄達の執拗な攻撃(この際言葉が
    適切ではありませんね・笑)。
    特に画面下のかわした雌、かわされた雄、両者の動きに臨場感があります。
    上の雄は、その前に既に雌にかわされたのでしょうか。

    どうしても自分の子孫を残したい雄(性欲を満たしたい、
    なんてこともあるのかもしれませんね)、
    入れ代わり立ち代わり突撃していく雄達の姿はある意味滑稽でもあり、
    ちょっぴりスリリングでもあります。

    hanexさんの撮影技術の確かさと観察眼の鋭さから生まれた絵としても
    生態写真としても素晴らしさに引き込まれました。
    ありがとうございます。(人”▽`)☆

  2. わあ、KUSAMAKURAさん、とても嬉しい御言葉をありがとうございます゚∀゚!

    雄たちが雌の産卵を妨害しているのでないかとは思っていましたが、
    高速連写で狙った結果を、後から見て
    「こんな攻防が起きていたんだ」と知ったという、
    完全に後追いの物語でした。

    1秒間30枚の高速連写、この時は比較的どれもピントが合っていて、
    一連の群像劇を追うことができて、凄くワクワクしましたよー^▽^。
    肉眼では、コシアキトンボたちが何匹も集まって入り乱れて飛んでいる、
    としか見えなかったのが、
    その1秒の間に、こんな攻防が何度も繰り返されていたのが分ったんですからねー。
    めちゃくちゃに、ただ飛んでいるように見えて、
    あれで銘々が色々思惑やら策略やらを持って行動していた、という。

    この1秒間は、下の雄の執拗なタックルと雌の回避で終わりましたが、
    何しろ1秒間のことですから、
    上の雄はたまたまこの1秒は、上から様子を見て作戦を練っていたんじゃないですかね。

    たったの一秒間に繰り広げられる駆け引きと攻防。
    その中から、どれをどう見ていただくか。
    3匹にかなりのピンが来ている、ということを決め手にして、選んだ1枚でした。

    全体のストーリーや雌雄の目的についての解説抜きに、
    絵としてぱっと見て、面白かったり美しかったりという域にはほど遠いのが悩ましいですーー;、
    でも、絵としてぱっと見て、面白かったり美しかったりという生態写真は、
    ある意味定型的なシーンを定型的に撮ったものが多い気がするんですよねー。
    私はそういうものよりは、こういうストーリーのほうが好きで面白いと思うんですが、
    果たして、どれぐらいの方が、面白いと思ってくれるのか・・・・。

    シーンの意味の面白さ・難しさを全て分かっていただけた上で楽しんでいただけたようで、
    とても嬉しいです。
    自分の好きなシーンでブラッシュアップを、諦めずに続けていきたいと、
    元気が出てきました。
    何時もありがとうございます^▽^

  3. 腰の白いのが雄 黄色いのが雌 知識を改めて頂きます。
    産卵途中なのに もう次の種付けを急ぐ雄 トンボの世界
    無制限 何本勝負でしょうか(^^♪。

  4. helmetさん、ありがとうございます゚▽゚。

    この勝負、どれかの雄が雌を捕まえるまで続きます。
    雌からみれば、捕まるまでに何個産めるかの勝負!のようですねー。
    怯むことなく踏みとどまって、一個一個得点を重ねているのが印象的でした。

    でも、せいぜい何回か産んだところで、捕まっているようですね。
    だから、ほかの種類のトンボに比べて産卵時間も短時間で終わってしまって、
    産卵を見かけても、近づくともういないことが多いです^^;

    トンボの交尾は、端的に言うと、雄が精包というパッケージを雌に渡すことですが、
    その際雄は、雌が持っている他の雄の精包を奪って捨てることができるんです。
    だから、雄からしてみれば、雌の産卵なんて、一刻でも早くやめさせて、
    自分の精包に取り替えてほしいとしか思わないものなのかもしれません。

    休み無く競争して、休み無くライバルを叩く。
    これも、そういうコシアキトンボらしい進化の結果なんですかねーー;

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