entryNo4:王女アンドロメダ
この個体は、終齢幼虫の段階で取り込んで、
それから実に2週間も飼育するはめになりました。
終齢幼虫期間は通常3日、昨年は寒い時期だったので5日。
それが14日です。
これは寄生虫コースだと確信が高まった14日目の12/7に、
右写真のような前蛹になっていたもので、
最後の幼虫であったこともあって、感慨深く見えた姿です。
この幼虫には、私がこれまでルリタテハでは見たことのない特徴的な行動パターンが
幾つもありました。
例えば、糞を遠くに投げ捨てる行動。
例えば、葉の芯を残して柔らかい部分から食うという特徴的な食痕。
そういう特徴から「王女」をイメージしていましたが、
本当は「ミスター」かもしれません。
・・・しかし、この個体も、問題なしというわけにはいかなかったようです。
お分かりでしょうか。
左の写真、蛹のあちこちから長くて赤い糸が伸びています。
王女は王女でも、まるで、鎖に囚われた王女アンドロメダ。
こんな蛹も初めて見ました><。
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Exif情報
- メーカー: CASIO COMPUTER CO.,LTD.
- モデル: EX-ZR500
- 撮影日: 2016/12/07 02:17:32
- 焦点距離: 11mm
- ISO感度: 1600
- 絞り値: f/4.6
- 光源: 不明
- 露出時間: 1/25 秒
- 露出プログラム: ノーマル
- ホワイト・バランス: 自動
- 測光方式: 分割測光
- フラッシュ: ストロボ発光せず、強制非発光モード
- 撮影シーン・タイプ: 標準


















コメント
この蛹だけに見られる赤い糸 何を意味するのでしょうか
特別な意味があるのでしょうか あるいは異変的現象なのか・・・
helmetさん、私にも分からないんですよね・・・。
ぐぐっても、こんなケースは出てきませんし・・・。
「蛹に付いた糸」といえば、普通は、幼虫が蛹になる時に口から吐き出して紡ぐ糸。
でも、こういう風に尾でぶら下がるタイプの蛹では、
幼虫が吐き出す糸は、ぶら下がる先の足場を紡ぐものでしかありません。
その種の糸は、蛹の体の外に、蛹とは独立して作られるもので、
決して蛹の体から糸が出ることはありません。
茎に網目を張り巡らせて足場をこしらえておいて、
そこに尾端のフックをかけてぶら下がるわけです。
この写真でも、そういう足場用の糸は見えています。
尾の端が付着しているように見えている茎の部分、
そのあたりに張り巡らされている白っぽい網糸が、それです。
上のほうは真っ白に見えています。
この足場用の糸が、ほつれたりして体に混じってしまったのではなさそうです。
前蛹の段階の写真は明るいズーム写真など何枚も撮っていますが、
どれにもそんな糸は映っていないからです。
では、蛹の体から出ている、この赤い糸は何なのか。
ルリタテハの蛹便(羽化した時に排泄される老廃物含みの余分な体液)の色が赤なので、
色は、蛹の体液が染みたのではないかと思います。
でも、糸自体は、何なのか・・・。
実は、No2:「蛹の動きが止まらない」で振動していた蛹にも、
短いものですが、糸が現れてきました。
もしかすると、蛹の体そのものが糸としてほつれてきたのか・・・。
変化を観察し、無事羽化することを祈るしかありません><。
疑問を共有していただけて、とても嬉しいです。
逃げず投げ出さず、最後まで見てやろうと思います。
何時も励みになる嬉しい御言葉をありがとうございます^▽^