スタンバイOKです
【冬に生まれた瑠璃:その22】
私の手に止まったまま、窓の方を向いている「期待に応えるサバイバー」さん。
状況も私の心づもりも全て分っていて、
私が窓を開けるのを待っているように見えました。
手の位置を下げたら窓へ飛び移ってしまいそうなので、
蝶を乗せた左手にはゼリーを持ったまま、
私はカメラを持った右手で窓を開けようとして・・・、
その前に、と、この1枚を撮りました。
右手を窓にかけました。そして、窓をまだ開けきらないうちに、
力強く私の手を蹴る感触があって、蝶はもう空の彼方なのでした。
「冒険家」と全く同じコースで、「冒険家」を追うように、
まっすぐ太陽の方向に飛んだのが分りました。
・・・さよなら。ありがとう。できることなら何時か顔を見せてほしい。
後から溢れてきた言葉と共に、私はまた取り残されてしまいましたが、
今度の気持ちは不思議に爽やかでした。
(個性まで見て頂きながら長らくお付き合い頂いた、3匹の物語は、これにて閉幕です。
次回から4枚ほど、エピローグのような感じで、
「冬の羽化」についての知見をまとめ&検証しながら、
名無しの4匹目の写真を投稿させていただきたいと思います。
今しばらく、お付き合いのほどをm(__)m。)
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Exif情報
- メーカー: CASIO COMPUTER CO.,LTD.
- モデル: EX-ZR500
- 撮影日: 2015/12/19 12:44:04
- 焦点距離: 6mm
- ISO感度: 80
- 絞り値: f/3.9
- 光源: 不明
- 露出時間: 1/1000 秒
- 露出プログラム: ノーマル
- 露光補正値: -0.3
- ホワイト・バランス: 自動
- 測光方式: 分割測光
- フラッシュ: ストロボ発光、強制発光モード
- 撮影シーン・タイプ: 標準


























コメント
矢張り春を感じていたのですね まだ寒さが残りますが 越冬する瑠璃蝶とのこと大丈夫でしょう 何時かひょっこり軒下にでも姿を見せてくれましたら 昆虫にも感情が有る証となりますが そんなこと 願っています 長らく繊細な観察文
楽しませてもらいました。
最後はやはりこう来ましたか.
いいですね~。
感動的です。
hanexさんの左手に乗って今まさに飛び立とうとする瞬間が
生き生きとして伝わってきます。
ルリタテハの貴重な生態を明らかにされたhanexさんの終始変わらない
ブレない姿勢には尊敬の念を抱きました。
hanexさんの愛情、熱意、豊富な知識に加えて分かり易い表現力
(キャプションと撮影技術双方)によって私のような素人にも
その生態と三匹それぞれの個性を理解することが出来ました。
連作シリーズは私も時々試みますが、作品の選び方など
結構難しいですよね。
でもhanexさんの長編シリーズは終始分かり易く楽しく興味を持って
接することが出来ました。
何より私の大好きなルリタテハ、より一層親しみが湧きました。
お蔭で大変勉強になりました。
ありがとうございました。
helmetさん、暖かくなってきましたので、
生きていれば、そろそろ冬眠からさめて活動し始めている頃だと思うんですよー。
会えるとすれば、3~4月の晴れて暖かい日、
なのですが、
ルリタテハがいそうな場所に、晴れて暖かい日に行くチャンス自体が、
私には、なかなかありません。
今年はまだ、蜂にも蝶にもお目にかかれていません。
次の週末も寒くて気温は低いようですし、
会えずじまいでシーズンが終わりそうな予感もしている今日このごろ。
残念ですーー;
蝶は、犬や猫などの哺乳類や鳥類とは違って、
親が子供を育てるということがないので、
親子関係に起源を発するとされる類の情感は、期待できないんだろうなと思います。
でも、「怖い」「安心」「嬉しい」「好奇心」などは確実にあると思うので、
「安全を求める」でも「好奇心」でもいいから訪ねてきてほしい、と
思わないではいられないです^^。
こちらにも温かい、とても嬉しい御言葉をありがとうございます^▽^。
おお、KUSAMAKURAさん、大変大変嬉しい御言葉の数々、
何時もありがとうございます^▽^!
マニアックなテーマで、
写真としての面白さが最重視されているとは言い難く、
長文で。
更に、投稿間隔がとびとびで、長期にわたってしまう・・・。
客観的に考えれば、投稿を躊躇わせる要素が幾つもあって、
大いに迷いながら、
結局は、始めないではいられなかったシリーズでした^^;
シリーズ、という好物。
生態の謎とその解明、という好物。
蝶の個性、という大好物。
実は、世界認識も考え方も全く違う、異なる種族間の、
交流とすら言えるかどうか分らない物語―というのも、大好きだったりします^^。
自然現象なのか知性体なのかも不明な「海」とのコンタクトを描いたSFとか!
いろんな好物を詰め込むことができて、
自分的には、とてもワクワクできた楽しいシリーズでした。
そんな、自己満足の濃い、問題アリアリのシリーズに、
最初からずっと丁寧に深く付き合っていただけて、興味を持っていただけて、
沢山の励ましをいただけて。
つくづく幸せ者だと思います。
お蔭様で、ここまで走り続けることができました!
ありがとうございます^▽^!
シリーズとしては、あと4枚です。
入れるかどうか、さんざん迷った「名無しの4匹目」を、
結局入れることにしてしまいました。
蛇足にならないように、最後まで頑張りたいと思います^▽^;