閉じる瞼の果てまでも(2)
その他 自然 風景

閉じる瞼の果てまでも(2)

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富士山周辺は晴れているらしいのに、当地では突然の雨。
黒雲に覆われて次第に見えなくなっていくのが、
閉じていく瞼のように見えます。
 
ああ、世界の瞼が閉じてしまう、と思いましたが、
これが瞼ならきっとそれは、世界ではなく見ている側の人間の瞼なのでしょう。
人が眠りに落ちる間際に富士山を思い浮かべているところなのか。
いや、瞼を閉じるまいと頑張りながら人が最期に富士山を思い浮かべるとしたら、
その時に見る絵は、こういうものなのかもしれません。
 
・・・そういう最期なら悪くない気がしましたが、
その絵には内面に朧な花が欲しい、とも思いました。
そこで、真冬まで頑張って咲いていた野生のゼラニウムを、
フラッシュを炊いて、画面に入れてみました。
(後で見たら暗すぎたので、GIMPで明るくしています^^;)

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Exif情報

  • メーカー: Canon
  • モデル: Canon IXY 600F
  • 撮影日: 2014/01/26 16:24:16
  • 焦点距離: 7mm
  • ISO感度: 100
  • 絞り値: f/3.2
  • 露出時間: 1/400 秒
  • 露光補正値: -0.7
  • ホワイト・バランス: 自動
  • 測光方式: スポット
  • フラッシュ: ストロボ発光、強制発光モード、赤目軽減モード
  • 撮影シーン・タイプ: 標準
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コメント

  1. こんにちわ 私もさいたま市から時々富士山を狙っていますが、住宅街からは無理なので、高台や
    ショッピングセンターの屋上駐車場からとりますが、マンションや電線。障害物が沢山あってなかなか
    よい状態で撮れません。素敵な富士山に拍手です。

  2. 私にはこういう発想は湧きませんでしたが、黒い背景に冬まで咲き続けるゼラニウムを
    挿入するという想像力とアイディアはすごいですね。
    印象的で、とても勉強になりました。

  3. nekobbさん、ありがとうございます。
    くっきり鮮明な富士山ということでは、
    山梨県や静岡県以外に住む我々は、この両県からの富士山にはかないませんよね^^;
    でも、山梨県や静岡県などの有名な撮影スポットでは、
    絵になりやすい一方で、
    過去に大勢の方が撮られた富士山を越えにくく、新鮮味を出しにくい悩みが
    あるのでしょうね。
    どこの撮影スポットにもそれなりの問題があるはずで、
    その撮影スポットの特徴を生かして魅力をいかに引き出すかだ!と、
    私は自分に言い聞かせるようにしています^^;

    その意味でも、近場では撮影不可能な、この「黒雲雨天の富士山」は、
    千載一遇のチャンスだったはずなんですよねー。
    実際に、見たことのない魅力でわくわくものでした。
    だけど、その魅力を十分に表現できませんでした><。

    この、我が家の近く(といっても何十分かは歩きます)の富士見スポットは、
    前景が淋しく、かつコントラストが強くなりすぎる弱点があって、
    いつもそれで苦労しています。
    この日の撮影では、本当にマンションでも電線でも何でもいいから加えて、
    「近場の雨と遠方の晴天の富士山」の絵を一つ撮りたかったんですが、
    加えられるものが見つからず、
    それではと、手前の暗さを内面に見立てた撮り方だけになった次第なんです^^;

  4. KUSAMAKURAさん、こちらにも温かい御言葉をありがとうございます゚▽゚*;

    最初に撮りたいと思ったのは「近場の雨と遠方の晴天の富士山」の絵でした。
    広重の浮世絵を思い出して、
    雨の中を急ぐ人々を麓に入れて遠い晴天の富士山と対比させたいと、
    イメージは湧いたんですが、
    雨の日に富士山を見に来るような物好きは、私以外に見当たらないのでした^o^;

    仕方なくただズームして撮っているうちに、ああ、瞼が閉じてしまう、
    と本文のような思いに駆られて感動して・・・、
    では、その感動を絵にして残せないかと思ったという経緯です。

    画面に加えられるものが、何かないか、何かないか、と、
    随分あたふたして駆けずり回りましたよー^^;

    表現が足りない分、本文で随分ポエムしながら説明してしまいました。
    説明しなければ多分お伝え出来ない不甲斐なさ。加えて、
    表現できていないポエムは自己陶酔にしか見えない不安。
    御言葉で今回も救われました。
    何時もありがとうございます。
    印象的に感じていただけて、とても嬉しいです^▽^

  5. ケンタロウ・jpさん、いやいや簡単じゃなかったです。
    ローアングルで花を右下に入れて上に富士山を置いて、
    富士山にピンして水平を取って、傘をさして手持ちで。
    最低限クリアしなければならない条件が多すぎて、
    アクロバッティックな姿勢で息を止めてはトライして、
    何度も失敗して、これが精一杯というところでした^^;

    フラッシュも、実はこれでゼラニウムに当てているんですよ。
    確かに最初はもっと明るく撮れていたのですが、
    色あせて枯れかけた平面的な花が妖魔のように暗闇に
    わらわらと浮かびあがって富士山よりも目立つ、
    という感じになってしまって、しっくり来ない気がしたんです^^;
    (・・・でも言われてみれば、それはそれでアリかもしれないですね。
    何より、フラッシュが使いこなせていないのが問題だったようですね。
    貴重な御言葉をありがとうございます゚▽゚!)
    この時は、光量の調整ができないカメラなので、
    距離と角度を試行錯誤して光量を弱めて調整しようとしました。
    フラッシュを炊かなければ、完全な真黒になって花は見えないし、
    LEDライトでもしっくりと来なくて、
    やっとしっくり来たと思って後で見てみたら暗すぎるし。。。
    難しいです^^;

    何より悲しいのが、苦労した割りに結果につながっていないと
    思われたことなのでした^^;
    そんな苦労を分っていただいた上で評価していただけて、
    その上、気になっていたタイトルも独りよがりではないと見ていただけたようで、
    報われた思いです。
    大変に大変に嬉しいです。
    何時もありがとうございます^▽^

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