命の水が漏れてゆく
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命の水が漏れてゆく

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【ルリタテハ記3】
丸一日「前蛹」の姿でぶら下がっていた後、
ぶら下がったまま激しく体をくねらして、幼虫の体を脱ぎ捨てます。
そうして、蛹になりました。
カメラでパシャパシャやっていると、
揺れが収まった頃、蛹のまだ柔らかい胸のあたりに
小さな丸いふくらみが生じました。
何かができるところなのかと思って撮っていると、
みるみる大きくなって、ついに、ポタッ。

どうやら裂け目ができて、そこから中身が漏れ出し始めたようなのでした。
ネットで調べましたが、打つ手はないようです。
蛹の中では、体を一旦どろどろに溶かして蝶に作り変える作業が行われるのですが、
そうして体を溶かした端から漏れ出しているのか・・・。
少しの出血ですむことを祈りましたが、
17時半に出血が始まって、24時になっても止まる様子がありません。

未成熟な状態で蛹化すると失敗しやすい、とネットにはありました。
私が飼育したがために死なせることになってしまったOTZ。

でも、蛹を半分に刻んでも蝶になった、という実験報告も見つかりました(羽化後死亡)。
凄く小さな蝶になるか翅や腹が無い蝶になるか、いやそれも望めないか。
生存は絶望的だと思いながらも、万が一のために、
蛹化の予定日+1週間ぐらいまではそのまま残しておくことにしました。

希望は、庭の4蛹に託されました。

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Exif情報

  • メーカー: Canon
  • モデル: Canon IXY 600F
  • 撮影日: 2014/10/20 17:27:22
  • 焦点距離: 5mm
  • ISO感度: 100
  • 絞り値: f/3.0
  • 露出時間: 3/10 秒
  • 露光補正値: -0.3
  • ホワイト・バランス: 自動
  • 測光方式: スポット
  • フラッシュ: ストロボ発光せず、強制非発光モード
  • 撮影シーン・タイプ: 標準
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投稿者

コメント

  1. こうした状態の蛹初めて見ました。美しいですね。

  2. ・・・・あのカワイ子ちゃん。
    前蛹から蛹、羽化への綿密なキャプションを拝読し、その過程が良く分かりました。
    絶望的と思われたとしてもhanexさんの実験は未だ終わった訳では無いですから、私も希望を持ちます。そして、お庭の4蛹の成長も・・・。

  3. おお、tadaakiさん、美しいですか゚∀゚。

    この時はショックと痛々しさとで、絵として見る余裕もなく、
    暗くて小さくて良く見えないのを、写真に撮ることで把握しようと、
    そんな気持ちに切り替わっていました^^;

    蛹に成り立ての時は、まだ柔らかく透明感もあって、
    確かに普段の蛹とは違って見えると思います。
    蝶の生涯でも最もデリケートで、絶対安静の時期だと言われています。
    そんな時にフラッシュをたいたりLEDライトを当てたりしたのが
    ストレスになったのではないかと、随分後悔することになりました–;

    何時も嬉しい温かい御言葉御評価をありがとうございます^▽^

  4. S.Kさん、可愛いと思っていただけた矢先に、
    痛々しい写真でごめんなさい^^;

    蛹になる瞬間も、蛹から体液が漏れる瞬間も、私は初めて見て知ったもので、
    漏れた量の大小を判断することもできず、
    ただ、祈って待ってみることしかできませんでした。

    今はまだ、その結果をお知らせすることはできませんが、
    この時の私の祈るような思いに、共感していただけてとても嬉しいです。
    その御言葉を励みに、最後まで御報告を頑張れそうです。

    何時もありがとうございます^▽^

  5. 観察レポ興味深く拝読させていただいています。‘ドロドロに溶かして蝶に変化する作業‘とのことには驚きでした。ルリタテハの生態を知りたくて、いつものようにググってみました。すべての蛹が順調に羽化するのでは無いようですね。羽化不全・・・悲しくもあり厳しさがありますね。
    残り4蛹の無事羽化した姿が、見れますよう祈っています。

  6. 生物の誕生の神秘を垣間見るようで、ドキドキハラハラします。
    第一報にはいささかシュンとしますが、次の展開・・・自然の厳しい
    環境下での生物の誕生ドラマが楽しみです。

  7. ノアザミさん、ググってみていただけたんですね゚▽゚。

    そうなんですよねー。
    自然環境においても蛹化失敗や羽化不全は珍しいことではないようですが、
    飼育することは、そういう現実をまざまざと知らされることでもあるようです。
    体液漏れを起こすと、
    羽化できた場合でも、体液で蛹殻と翅が癒着しやすくなる、とか、
    私もググりながら、覚悟だけは固めていこうとしました。
    蝶など昆虫の変態は、神秘的だとか凄いとか、よく言われますが、
    失敗する者も多い、実際に大変な作業だったわけだと、
    私も改めて痛感した次第です。

    深い興味を感じていただけて、調べてまでいただけて、とても嬉しいです。
    御言葉をいただいて、俄然、元気が湧いてきました。
    何時もありがとうございます^▽^

  8. KUSAMAKURAさん、こちらにも大変嬉しい御言葉ご評価をありがとうございます^▽^。

    だけど、ごめんなさい、第二報もまだ厳しい展開なのです^^;
    自然は自然でやっぱり厳しい厳しいもので、
    なかなか思う通りになってくれませんでした。
    もう少し、こらえて下さいますよう、お願い致します><;

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