クロマダラソテツシジミ
撮っていた時はウラナミシジミだと思っていました。
後でよく見てみると、翅にウラナミシジミにはない黒い斑点がある。
そして、毛が薄い。ウラナミシジミの冬服に比べると、まるで夏服です。
クロマダラソテツシジミ。隠語的な略称クマソ。
今も昔も、発見されるたびに大騒ぎです。
ほんの7年前までは、珍蝶、幻の蝶として。
現在は、一匹見つかったら旺盛な繁殖力でみるみる増える、
ソテツの大害虫として。
こうなってしまった原因に関しては、
台風に乗って運ばれてきた説と、
クマソ・ファンの人間が持ち込んで放蝶した説があります^^;
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Exif情報
- メーカー: Canon
- モデル: Canon IXY 600F
- 撮影日: 2014/10/14 12:57:34
- 焦点距離: 5mm
- ISO感度: 100
- 絞り値: f/9.0
- 露出時間: 1/200 秒
- 露光補正値: -0.3
- ホワイト・バランス: 自動
- 測光方式: スポット
- フラッシュ: ストロボ発光せず、強制非発光モード
- 撮影シーン・タイプ: 標準























コメント
めずらしい蝶ですね。私は初めてお目にかかりました。
yu-pyonさん、さっそくのコメントをありがとうございます゚∀゚。
京都では2008年に初の目撃情報(というより被害報告)が出ています。
伏見区の御香宮神社に天然記念物のソテツの巨樹がありますか?
ボロボロに食害されたそうです。
他にも京都大学とか、あちこちで。
その12月以降ピタッと見られなくなったことから
冬を越せなかったんだなあと言っていたところ、
2009年9月に再登場。
この蝶は今後、冬眠する技を身につけるのか、
ウラナミシジミと同様に毛深くなっていくのか。
日本で今まさに自然の進化実験が進行中であります。
yu-pyonさんも気をつけてみて下さい゚▽゚
キャプションを読ませていただき、大変興味深く拝見いたしました。
実は野鳥の場合もしばしば台風の直後に珍鳥が発見されるからです。
中には大変弱っていて(その上、時には多くのカメラマン等に追いかけ回され)、
保護されるケースもあります。
常々最初に珍鳥を見つけた人はすごいな、と感じていました。
今回のhanexさんも流石です。勉強になりました。
珍しい蝶だからと出会っても単純に喜べない蝶なんですね
ソテツを食い荒らす、繁殖力が強い、
少なからず生態系に影響があるのかも?
とても勉強になりました
(私も蝶を撮るので、気をつけて観察したいと思います)
またもや一つ “hanex辞典” に教わりました。
その豊富な知識さながらの豊かな感性で撮られた見事なマクロ描写ですね♪
蝶の生態を観察しているようで、実に興味深い作品です(^O^)
KUSAMAKURAさん、いえいえいえ。最初に珍鳥珍蝶を見つけた人は確かに凄いですが、
私はただ、この蝶は何だろうと検索して知ったという次第なので^o^;
なるほど、台風に巻き込まれたら、鳥は小さな蝶以上に疲弊しそうですね。
この個体自体は、傷がないので、台風による迷蝶ではなさそうです。
実はこの夏ごろ、この場所から歩いて5分ぐらいの場所で、
路傍のソテツを撮ろうと近づいたらボロボロだったということがあって、
今思えば、おそらくあれがクロマダラソテツシジミの食害だったのでした。
もっと早く気づけよ。でした^^;
写真としての面白みが足りないかなと心配でしたが、
撮影をされる方なら興味を持っていただけるかと投稿したものです。
興味を持っていただけて、大変に嬉しいです。
何時もありがとうございます。励みになっています^▽^
youkeyさん、そうなんですよ。
一匹の雌から何百と産まれて、育つ間の天敵が少ない(外来種にありがちな問題点)。
更に日本の蟻との共生関係は成立したという話があって、蟻のボデイガードつき。
更に産卵から蝶の羽化まで2週間という成長の早さ。
幻の蝶扱いが突如一転して害虫扱いで、
今では「クロマダラソテツシジミ」と検索するとキーワードに「駆除」が出てくる始末です。
思えば、花や草木の害虫といえば、ほとんどが蝶と蛾なんですよね。
美と可愛らしさで人気の蝶たちですが、
蝶たちがいなければ農業も随分楽になり、無農薬も実現しやすくなるのでしょう。
いろんな矛盾を体現したような、この蝶の物語に惹かれて、投稿したくなりました。
興味を持っていただけて、とても嬉しいです。
何時もありがとうございます。
この蝶ほどでなくても、蝶は結構知られていない生態が多くて、
その観察だけでも結構ハマってしまっています^^。
youkeyさんの蝶写真、楽しみにお待ちしています^▽^
ケンタロウ・jpさん、ほとんどが後で調べて得た知識の受け売りです^o^;
でも、調べて、私自身が驚き面白く思って投稿した内容なだけに、
興味を持っていただけて、楽しみとまで言っていただけて、
とても嬉しいです。励みになります^▽^
クマソはク(ロ)マ(ダラ)ソ(テツシジミ)という、ごく普通の略称のはずなのに、
熊襲っぽくなっちゃうのが面白いですよね^^。
にこnikoさん、撮った時にはウラナミシジミだと思っていて、
マクロでその翅と質感をできるだけ精緻に撮ってみようとした内の一枚でした。
弱いかなと心配だったので、そこを拾っていただけて凄く嬉しいです^▽^。
何時もありがとうございます^▽^
自然界のうごめきによって、蝶の世界も極自然の内に生活していることを、窺う事が出来ます。
時には、人間の都合によって自然にはありえない世界を作ってしまうようです。私は、此処では人間によってもたらされたと言うより、「台風に乗って運ばれた」の説などのように、自然の摂理、極自然のままの姿として存在を期待したいです。
それにしても、シジミ蝶も種目の多い事・・・!!
それらを知るhanexさんの造詣の深さに、改めて敬意を表します。
S.Kさん、こちらにもありがとうございます。
「特定外来生物は、飼育・餌やりも法律で禁止!発見次第駆除すべし!」
と言いますが、人間のせいだからという意識も前提にある気がします。
蝶はまだ「特定外来生物」でなく「要注意外来生物」の段階が何種類か
というところですが、
日本に来て住み着くのが人為でなく自然の中のことであったら、
それは許すべきなのか、やっぱり在来種保護のために駆除すべきなのか。
思えば、このシジミ蝶はソテツを食べるので、
日本にソテツが持ち込まれていなかった時代には、
もし台風などで運ばれてきたとしても、繁殖できなかったわけなんですよね。。。
それでいて、そのソテツを守るために蝶は駆除するのか。
考えていくと、人間はやっぱり勝手ですよねえ。
蝶は繁殖サイクルが早いので、変化(あるいは進化)も早いです。
「冬」という物を知らないこの蝶は、真冬でも普通に繁殖しようとして、
羽化不全を出しまくって苦しんでいる真っ最中だという話も見かけました。
S.Kさんも見かけたら観察してみて下さい。
何時も示唆の多い素敵なコメントを沢山ありがとうございます。
励みになっています^▽^