吹けば飛ぶような・・・

KUSAMAKURA

投稿日:2024年09月28日06時37分46秒

体長が僅か3~4㎝でまるで針のように、か細い身体の「ホソミイトトンボ」(細身糸蜻蛉)。 元々は西日本中心に棲息していましたが、最近は温暖化の影響で関東地方でも見られるようになりました。 肩、尾の部分に加え、両眼の間に美しい青色をした紋(後頭条)があって、鉄アレイの形に似ています。 緑の葉に等身大の影が映っていました。こうして止まっている時は何故か翅を広げることはないようです。 国内で棲息しているトンボは凡そ200種。内成虫で越冬するのは本種含め僅か3種。 いずれも吹けば飛ぶようなイトトンボです。 これからの時期は青色の部分を初め、体全体が越冬に備え徐々に茶色の保護色に変化します。 こんな細い体で、厳しい風雨や過酷な寒さに耐え、良くぞ越冬できるものですね。

タグ
自然 昆虫 蜻蛉 トンボ ホソミイトトンボ 細身糸蜻蛉
Exif情報
メーカー : SONY
モデル : DSC-RX10M4
撮影日 : 2024/09/02 10:21:16
焦点距離 : 210mm
ISO感度 : 320
絞り値 : f/4.0
光源 : 昼光
露出時間 : 1/400 秒
露出プログラム : マニュアル
露光補正値 : -1.7
ホワイト・バランス : マニュアル
測光方式 : スポット
フラッシュ : ストロボ発光せず、強制非発光モード
撮影シーン・タイプ : 標準
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