No3.冒険家二世は羽化したが・・

hanex

投稿日:2017年01月18日00時31分20秒

【冬の寒さを乗り越えろ!:その7】 12月は例年通りの寒さの中、 22日が10~20度、23日が17~20度という暖かさになることが予想されていました。 昨年の経験から、No3.の羽化はこの頃であると見込まれていたところに、この暖かさです。 この暖かさを利用して23~25日の連休の間に羽化させたいと思い、 蛹たちを陽射しに当て、暖房を入れ、ホカロンを使い、乾燥しすぎてもいけないので、 沸騰させた湯を近くに置いて湯気にさらすなどの工夫を行ったところ!     12/23の朝、No.3の蛹の左側の光る部分が光を失い、下の方から色づき始めました。 これは、羽化の兆候か死かの、どちらかを意味します。 12/24には黒い部分が少し広がって、節の間が伸びてきて・・・ そして、12/25に見た時には羽化していたのでした。 蝶の下のティッシュに広がった赤い色は羽を伸ばしきった後に排泄する蛹便です。 足の色は真っ黒なので、冬季対応の蝶になることにも成功したことが分りました。     にも関わらず、前回、「現在、生存確定なし」と報告させていただいたのには理由があります。  ・・・昨年の経験から、冬に羽化した場合は、 飛べるようになるまで最低4日かかることが分っていました。 12/26~28は会社があるので、放蝶できるのは29日から。 ・・・12/25日の間にできれば餌をやりたいと思って、 蛹に掴まった蝶の足を蜜柑でべとべとにした手でつっついてみたのですが、 蝶は蛹に掴まったまま動きません。羽化初日の給餌は無理、ということなのか。 このまま、29日まで飲まず食わずで大丈夫なのか?・・・    私は、12/27の夜、帰宅後に給餌を試みてみることにしたのです。 この日も暖かい日でしたが更に暖房を入れて蝶が動けるようにして、 ペンライトで照らしながら蝶の足をつっつくと・・・ 手に乗ってくれました!しかしストローを出しません。 手に乗せた蝶の顔に蜜柑を絞りながら押し付けていると、蝶が振動し始めて・・・。 飛びました!ライトのほうに。 ライトにぶつかって傍にあったコートに止まったので、 その足をつっついて手に戻そうとしたところ・・・。     バッと飛んで、部屋のどこかに隠れてしまったのです! 仕方なく電気をつけて探しましたが見つからず。 嫌な想像が浮かびました。 春になって部屋の中に蟻がたかっているのが見つかって、 そこには家具に潰された蝶が、あるいは飢え死にした蝶が転がっていたという想像がーー; (続きます)

タグ
ルリタテハ 蛹 蝶 羽化 飼育 冬の寒さを乗り越えろ!
Exif情報
メーカー : CASIO COMPUTER CO.,LTD.
モデル : EX-ZR500
撮影日 : 2016/12/25 14:45:23
焦点距離 : 6mm
ISO感度 : 80
絞り値 : f/3.9
光源 : 不明
露出時間 : 1/30 秒
露出プログラム : ノーマル
露光補正値 : -1.0
ホワイト・バランス : 自動
測光方式 : 分割測光
フラッシュ : ストロボ発光、強制発光モード
撮影シーン・タイプ : 標準
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