翅に力を―さらば、アオスジアゲハ
ペット・生物

翅に力を―さらば、アオスジアゲハ

  • 0
  • 676
  • 30
  • 4

【アオスジアゲハの羽化:その16】
羽化して3時間立った頃、
アオスジアゲハが立ち上がって細かく震えながら翅を開き始めました。
ん?飛びたいのかな?
左翅の青筋部分の模様が先端で少し擦れたようになっているのは、
カーテンから落ちてカーテンレールの溝に嵌った時の後遺症と思われますが、
飛ぶのに支障はなさそうです。

野外の自然状態で羽化した個体が羽化3時間後に飛び立ったということは、
風通しが悪くて暗い室内では、もう少し時間がかかると思っていました。
でも、飛び立ってもおかしくない時間ではあるのでしょう。 
飛び立って窓に衝突する前に、と、窓を開けました。

窓から手を差し出してみると・・・、飛び出しました!
それも、ふらふらの、予想もしない危なかしい飛び方で。
しまった、まだ早かったか! 
突風が吹いて流されて、ぶつかる危ない!と
思ったその屋根を何とか乗り越えて、
蝶は視界から姿を消していったのでした。
 
その翅に力を。その先に幸せな出会いと時間を。
後は祈ることしかできない私でした。 

昨年の9月からの今年の5/14に至るこの個体の飼育記録、
そして長々と時間のかかってしまった羽化記録のシリーズ、
これにて閉幕です。
お付き合い、ありがとうございましたm(__)m

タグ

Exif情報

  • メーカー: CASIO COMPUTER CO.,LTD.
  • モデル: EX-ZR500
  • 撮影日: 2016/05/14 14:31:11
  • 焦点距離: 6mm
  • ISO感度: 200
  • 絞り値: f/3.9
  • 光源: 不明
  • 露出時間: 1/125 秒
  • 露出プログラム: ノーマル
  • ホワイト・バランス: 自動
  • 測光方式: 分割測光
  • フラッシュ: ストロボ発光せず、強制非発光モード
  • 撮影シーン・タイプ: 標準
報告する

投稿者

コメント

  1. 瑠璃蝶 アオスジアゲハの羽化から放蝶迄の詳細な記録 楽しく拝見していました。
    前画が手にしがみつき 最後の別れを告げていたのかも知れません。
    無事飛び出して寿命全うしてもらいたいですね 有難う御座いました。

  2. helmetさん、長いルリタテハのシリーズに続いて、今回のシリーズも、
    ありがとうございます!
    楽しんでいただけましたか。これ以上嬉しいことはありません´▽`*

    放蝶の時に人間が手を差し出すと、付き合ってくれる個体と、
    怖がって逃げる個体がいるという話を聞いていました。
    蝶に給餌したり、幼馴染の出会いを撮ったりするということまではできませんでしたが、
    手乗りしてもらえて、それも思っていた以上にくつろいでもらえたのは、
    私にもハッピーな思い出となりました´▽`。

    飼育者としては今回の放蝶にも感動&感慨がありましたが、
    写真と文章で見ていただく方に、それをお伝え出来るかどうか、
    もう何度目かの放蝶であるだけに、大いに不安なところでもありました。
    お伝え出来たようで、重ねて嬉しいです^▽^。
    いつも温かい嬉しい御言葉をありがとうございます^▽^

  3. サナギが終末と感じる瞬間を、蝶は始まりと感じる。混迷する時世に、一服の清涼感を得ました。アリガトウゴザイマシタ!。

  4. ピントがあってるところ
    羽がぶれてるところにアゲハの力強さを
    感じます。
    (いざとなると難しいですよね)
    それだけでもhanexさんの
    アゲハにたいする気持ちが
    真摯さが伝わってきそうです。
    ご苦労様でした。

  5. おおKennyさん、それこそ一服の清涼剤でもあるような、
    素晴らしい御言葉ですね、
    この拙いシリーズから、そのような御言葉を連想していただけて、
    大変光栄で、嬉しいです゚∀゚!

    無事に羽化させて放蝶してやれて、本当に良かったです。
    そして、放蝶シーンまで投稿してシリーズを完結させることができて´▽`

    何時も嬉しい御言葉をありがとうございます^▽^

  6. mjs2000さん、この翅ブレが出てくれたので選んだ1枚です。
    分っていただけて大変嬉しいです^▽^。

    折角のチャンスを生かしていろいろ試したい、撮りたい気持ちと、
    蝶をなるべく刺激せず安全に旅立たせてやりたい気持ちと。
    気をつけて後者を優先するようにしていましたが、
    正直、2つの気持ちのせめぎ合いがありましたよー。

    蝶がふらつきながら飛んでゆく時は、
    シャッターチャンスだと思いつつ、
    カメラを構えることもできませんでした。
    私が撮るかどうかで結果が変わるわけでもないのに・・・。

    そんな、ある意味ぬるい撮影ではありましたが、
    この翅ブレが個人的には気に入って、
    シリーズを締めくくってくれるんじゃないか、いやそうあってほしいと、
    そう思って、これをラストに持ってきました。
    ブレを良しとしない方もおられると思ったので、
    迷いつつ・・・^^;

    そんな全てを分っていただけたようですね。
    mjs2000さんの洞察力に舌をまきつつ感謝です。
    何時も嬉しい御言葉をありがとうございます^▽^

コメントするためには、 ログイン してください。