宝球の番人-2匹はこの後、死ぬまで一緒でした><
アオスジアゲハの1令幼虫は、茎を上り詰めた先で、
ふかふかのベッドと巨大な象牙色の球(直径約1ミリ)に出会います。
これは、同じ日に産み付けられた同期の、アオスジアゲハの卵です。
金色(黄色)の規則的な点々が浮かび上がっているのは、幼虫の背中の模様。
つまり、孵化の時期が迫っている証なのです。
そういうことを知ってか知らずか、
1令幼虫は、球の方に顔を向けてつくづくと、しばらく見入っている様子でしたが、
やがて向きを変えてこちら向き(葉の根元向き)になってベッドに顔を伏せました。
休むことにしたようです。
宝球の番人を買って出たようにも見えました。
翌日から。
やがて孵化した小さな幼虫と、1日年長さんのこの幼虫は、
いつも一緒の葉で眠り、
離れたところにある葉に通って食事をするようになりました。
アオスジアゲハの幼虫には、仲良く一つの葉に住むものが時々見られますが、
ここまでいつも一緒の仲良しは見たことがありません。
先々どうなっていくのか、とても楽しみでした。
・・・ところが!
5日目のことです。
朝、一緒に丸くなっていた2匹が、
昼頃には、一緒に残骸になっていたのです!
アシナガバチの手口でした。
偶然でしょうが、
大きめのほうが小さめのほうを守ろうとしたかのように見える姿の残骸なのでした><。
一番多く撮っている被写体なのに投稿しない理由のもう一つ。
それは、せっかく将来を楽しみにしていても、
物語にならないうちに不意に途切れてしまうことが多すぎるからです。
それも、残酷すぎる結末ばかりです(今回の残骸写真も自主規制せざるをえませんでした)。
逆に、試練の数々、ということで、
途中で命を落とした者たちの連作を作ることを考えて写真を貯めていたら、
今度は写真の数が多くなりすぎて、これまた投稿できなくなってしまったという。
(グロで当たり前という内容で、悲しい結末の連続ですから><。)
卵が産まれて蝶になれる確率は1%未満。
野生のサバイバルは、ほんとに厳しいです><
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Exif情報
- メーカー: OLYMPUS CORPORATION
- モデル: TG-5
- 撮影日: 2022/07/25 16:32:12
- 焦点距離: 18mm
- ISO感度: 1600
- 絞り値: f/6.3
- 光源: 不明
- 露出時間: 1/100 秒
- 露出プログラム: creative プログラム
- 露光補正値: -0.3
- ホワイト・バランス: 自動
- 測光方式: 分割測光
- フラッシュ: ストロボ発光せず、強制非発光モード
- 撮影シーン・タイプ: 標準



























コメント
hanexさん、昆虫類の習性をよくご存じですね
立ち入った事失礼ですが、現役時代に昆虫類の
研究されていたんですか?
やなさん、光栄です。ありがとうございます^▽^;;
仕事はずっとシステム開発です(一応、今も現役で開発しています)。
今に至るまで昆虫の研究は全くやったことが無いんですよー。
アオスジアゲハについては、毎年庭木に来てくれているので
その成長を追いかけているうちに、
得た知識が多いです。
蝶になれるよう手助けするようになってからは、
手助けの方法とタイミングを図るために随分調べました。
例えば、この卵の模様は孵化の兆候ですが、
卵は寄生バチやウィルスにやられることもあるわけで、
被害が広がる前に、そういう卵なら隔離しないといけないのです。
幼虫が天敵に襲われていたら、私は撮影そっちのけで天敵を追い払いますから、
天敵にやられるシーンを撮影することは無いだろうと思ってたんですけど、
観察回数が多いと、
手遅れで見ているしかない、ということもあるんですね。
アシナガバチの手口、というのは
そうやって現場を目撃したことがあるから知っているのです。
残骸のでき方も詳しい正体も><。
そんな風に、自分の経験中心で、
撮影した昆虫をぐぐって調べて。という、それだけの知識なんで、
随分偏っていますし、研究者の方々には及びも尽きません^^;
でも、そんな素人の思いではありますが、
実際に現地で撮影した「事実」の重みは、
研究の最前線に匹敵する価値がある、とも思っています。
少なくとも個人的には、匹敵するぐらいワクワクします。
実際、教科書的な本に書かれていないような「新事実」に
私でも結構出会いますし、
そういう事実をクリアな映像で掘り下げている方々もおられるようです。
マニアックな趣味でごめんなさい。。ですが、
私は、そういう、「現地で出くわした、謎の現象」的な姿が大好きなんです。
後は、これ又個人的な趣味が出まくりですが、可愛らしさと^▽^。
昆虫に限らず自然界の事象に対しての、hanexさん見方・・・
それは実に、好奇心やワクワク感がその源なのでしょうね!
そして綿密な観察眼と愛情深い思いが、素晴らしい作品を生み出すことをこの作品から実感しました。私も好奇心とワクワク感を大事にしたいものです。
ふかふかのベッドに乗るのは、テリと透明感を持つちょっと黄ばみのある真珠。1令幼虫が振り向き、優しく見守る表情が伝わって来ます。真珠が一層優雅で高貴に見えました。
S.Kさん、どうされたのかなーと思っておりました。
御健在が分かって、とっても嬉しいです゚▽゚。
そこへ更に、嬉しい御言葉と沢山の拍手まで!
そうなんですよー、この1令幼虫が見入っていたせいか、
卵が、ほんとに高貴で神聖な宝のように見えたんです。
翌日からいつも一緒の親密ぶりだったので猶更この先が楽しみだったんですけどねー、
野生での彼らの命の儚さを忘れていました><。
自分の趣味に淫したマニアックな投稿でしたが、
分かって頂けたようで、
これまた、とっても嬉しいです。
ありがとうございます^▽^