荒馬を乗りこなすように
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荒馬を乗りこなすように

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【自然の中で その3】
羽化開始から約1時間40分後の姿。 
 
翅は羽化開始10分ぐらいで大体伸びきったようでしたが、
しばらくは風が吹くたびにぐにゃぐにゃと曲がったりめくれたり。
蝶は翅を開閉しながら姿勢を変えたり移動したりして、
風をやり過ごす場所を探っているようでしたが、
最終的に、この場所のこの姿勢に落ち着きました。 
翅は伸びきったものの、しばらくは前翅が後翅の下に入っている状態だったのが、
羽化30分後から徐々に前翅が立ち上がり始め、
約1時間40分後にはここまで前翅が出てきました。
後は、ひたすら、翅が乾いて固くなるのを待つ時間・・・。
だいぶ翅も固まってきて、風が吹いてもヨレなくなったようです。 
 
・・・「アゲハ蝶の仲間では蛹期間が5か月もの長さになる場合がある」、
「だから越冬蛹は5か月がすぎるまで諦めるな」などと言われる中での、
実に9か月の長きにわたる蛹期間の後の羽化。
これが何らかの記録更新になるのか、そうでもないのか分かりませんが、
そんな長い蛹期間の後であるにも関わらず、
どうやら羽化不全もなく、無事に成蝶になってくれたらしいのでした。

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Exif情報

  • メーカー: CASIO COMPUTER CO., LTD.
  • モデル: EX-FR10
  • 撮影日: 2021/06/01 11:40:36
  • 焦点距離: 3mm
  • ISO感度: 640
  • 絞り値: f/2.8
  • 光源: 不明
  • 露出時間: 1/250 秒
  • 露出プログラム: ノーマル
  • ホワイト・バランス: 自動
  • 測光方式: マルチスポット
  • フラッシュ: ストロボ発光せず
  • 撮影シーン・タイプ: 標準
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投稿者

コメント

  1. >実に9か月の長きにわたる蛹期間の後の羽化・・・。
    私自身は蝶の生態については全くの無知ですが、
    アゲハ蝶の蛹の期間がせいぜい5カ月と言われている中、
    倍近い9カ月とは驚きました。

    「大幅な記録更新」ではないでしょうか(・∀・)!!

    しかも自動撮影による膨大な記録は貴重かつ
    価値の高い生態記録と言えましょう。
    別途、論文発表等をされたら如何でしょうか。

    本シリーズが画像中心では読み取ることの難しさも
    感じさせていただきました
    膨大な映像を圧縮して数点で表現することの
    ご苦労も伝わってきました。
    それをキャプションで補われたのだと思いますが、
    労作には頭が下がります。
    お疲れ様でした。

  2. hanex さん
    何時も素晴らしい作品楽しませて頂いております。
    今回はhanex さんにはご迷惑な事でしょうが、hanex さんと一緒に観察しているような気持ちで
    拝見していました。これまで私の見た蝶は、全部が成長して飄々と飛翔したり草花に止まる様子
    ばかりでした。それだけに、今回のアオスジアゲハの羽化の画像、その克明な様子は興味津々。
    拝読していて、羽化開始から前翅、後翅を伸ばし乾燥させるまでの劇的な様子を、恰もご一緒して
    観察していたような気持ちになってしまったようです。
    長時間に渡る撮影と微細な観察、本当にご苦労様でした。そして、有難うございました。

  3. おお、KUSAMAKURAさん、温かい御言葉をありがとうございます´▽`。

    論文、いいですねえ。
    だけど、蝶は大量飼育が可能であるだけに、
    この長期蛹期間で論文を書くなら、実験が必須だと思うんです。
    生物学の実験はやったことがありませんが、
    これは実際、人為的に再現可能かもしれないと思っていますし、
    その実験手法も思いつかないわけじゃありません。
    だけど、定説を否定するためにはアオスジの卵と照度計が最低数十個は必要で・・・とか、
    考えるだけで萎えてしまいます><。
    実験したところで、見てもらうあてもないですし。。

    そもそも、テレワークの多い今ですら羽化に立ち会えないから自動撮影だったわけで、
    数十匹の飼育は私には無理なのです。
    更にそもそも、今回の一匹がなかなか羽化しないというだけで
    ひどく気を揉ませられてしまったというのに、
    数十匹の長期越冬なんて、勘弁してほしい!と思ってしまうのです。

    論文を書く、というのは、つくづく、簡単なことではないと思います><。

    自動撮影の価値のご指摘にもハッとしました。
    通常削除するような写真が自動撮影だと削除できなくて悩ましかったのですが、
    ご指摘のような意義を意識しているからではないかと。
    けれど・・・。
    既にとびとびで削除した結果、
    この記録も既に、膨大な容量を食いっぱなしのまま、
    自動撮影ならではの記録性の価値を失ったものになってしまいました。
    削除をしていなければGIFアニメにして高速度撮影でお見せする、
    という方法も可能だったはずですが、
    それも、もう望めないでしょう。
    今回の重要な資料物件である蛹殻も、
    木を剪定してもらった後で見たら無くなってしまっていたし・・・。
    私は、いろいろと半端なんですね><。

    今回の投稿でも、生態ものは興味を持っていただける方が少ない上に自動撮影だし、
    手間暇をかける気力もないから、投稿しないほうが良いという気持ちと、
    感動した撮影だから誰かに見てもらいたいという気持ちのせめぎあい。
    でも御言葉をいただいて、
    投稿してよかったと、しみじみ思えました。
    今は、「誰か実験してくれないかなあ」と思うばかりですが、
    背中を押していただけた記憶は大事にしていきたいと思います。
    いつもありがとうございます^▽^

  4. わあ、S.Kさん、凄く嬉しいです゚▽゚!

    私がもっとテキパキと画像選択&編集できる人間だったら、
    「蛹殻から徐々に出てくる姿を4枚ほど並べて一枚」にしたり、
    「前翅が徐々に伸びる姿を4枚ほど並べて一枚」にしたり、
    文章に頼らず、もっとまざまざと見て頂けたはずなのに、
    手間暇をかけることができないまま、横着してしまいましたーー;。

    それなのに、一緒に観察しているような気持ちになっていただけたなんて、
    申し訳ないぐらいです!
    とても嬉しいです゚▽゚!いつもありがとうございます^▽^ノ。

    羽化は、蝶がみんな経験してきたことですが、
    やっぱりドラマですよね。
    羽化の時に、それぞれが危険を乗り越えて頑張ってきたって思うと、
    それを蝶がみんな経験してきたってこと自体もドラマですよね^^。

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