小魚を頭から飲込む鶯
【ウグイスによる小魚の採食:3連作の3】
カワセミは水中に飛び込んで小魚等を捕らえ、獲物が大きいと木や石に叩きつけ、弱らせ骨を砕いてから飲み込みます。
反してウグイスが水中に潜るという行動はもとより小魚を食するという行為は文献にも図鑑にもありません。
本ウグイスは蛇篭の金網を足場に水面へ飛び、小魚が深い水中より水面近くに上がって来たところを一瞬の内に捕獲したものと考えられます。小魚を一度も叩きつけることなく瞬時に咥え直し、尾鰭が反り返り生きたままの状態で頭から一気に飲み込みました。実はこの日より17日前の2020年1月19日にも極近くで同様の行動を撮影しました(小魚の採食は無し)。同じ個体と思われますが餌の少ない冬季に他のウグイスにも稀に見られる行動なのか、本個体特有の行動なのか興味がつきません。
残念ながら今年はコロナ禍で足止めを余儀なくされました。
★尚、著作権は写真、論文共に私から(公財)日本野鳥の会に帰属することを
承諾しておりますので、無断転用はお控えくださるようお願い致します。
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Exif情報
- メーカー: SONY
- モデル: DSC-RX10M4
- 撮影日: 2020/02/05 10:43:59
- 焦点距離: 218mm
- ISO感度: 400
- 絞り値: f/5.6
- 光源: 不明
- 露出時間: 1/2000 秒
- 露出プログラム: マニュアル
- 露光補正値: -0.3
- ホワイト・バランス: 自動
- 測光方式: 中央重点
- フラッシュ: ストロボ発光せず、強制非発光モード
- 撮影シーン・タイプ: 標準

























コメント
日本野鳥の会の学術誌、野外鳥類学論文集「Strix(ストリスク)」に論文が掲載されたなんて、やはりKUSAMAKURA様は掲載写真は当然ですが唯者ではないと、尊敬の思いで一杯です。
SGでKUSAMAKURA様の写真やキャプションを読むたびに、野鳥の世界の驚異や野鳥への愛情に驚き、更には初めて知る鳥の名前や写真やバーダーの世界に魅了されていました。これからも楽しみにしています。有難うございます。
MAICOさん
コメントを戴きありがとうございます。
ですが、過分なお言葉に大変恐縮しております。
普段野鳥の生態に僅かながらも関心を持って撮影しておりましたので、
神様がプレゼントしてくれたようです。
フレームを覗いた瞬間、信じられませんでしたが、
生き物の世界には人間が未知の分野がまだまだ
沢山あるのでしょうね。
MAICOさんの虫に対する知識、姿勢、撮影技術等々
今後とも学ばせていただきたいです。
宜しくお願い致します。
凄い゚▽゚;!
「小魚を咥えた鶯」の時点で決定的シーンだ、凄いと思いましたが、
更に決定的な瞬間があったのですね。
叩きつけることなく生きたまま呑み込んだ、という情報も面白いです゚▽゚。
常識をひっくり返すような、こういう決定的な瞬間を捉えられた、
そのこと自体も素晴らしいですが、
在野にして、
それを然るべき組織に照会し、おそらくは侃々諤々を経て究明し、
更にそれを論文という形に結実されたこと、
私などの自閉的な凡夫には到底及びもつかない、偉業といえると思います。
本当に本当に素晴らしいです。
そして、おめでとうございます。
改めて敬意を表します。
更なる御活躍を祈念いたします゚▽゚b
ウグイスが魚を食べるとは知りませんでした。
hanexさん
過ぎたお言葉、更にいつもながらの温かいお言葉を頂戴し、
ありがとうございます。
穴があったら入りたいです。
最初は驚きと感動でした。
その後は緊張の1年余りでした。
何せ、学術論文を書くのは生まれて初めてでしたから・・・。
途中挫折しかかりましたが、関係者のご指導で何とかクリア出来ました。
改めて生き物の世界の奥深さ、未知の発見があることを知らされた思いです。
hanexさんからいただいた有難いお言葉を励みにまた頑張ります。
引き続きご指導の程宜しくお願い致します。
さといもさん
コメントありがとうございます。
私もウグイスが魚を食べるとは思ってもおりませんでした。
撮影中は虫を追いかけているものと思いシャッターを押していました。
最初にフレームを見た時はびっくりし、信じられませんでした。
鶯が魚を餌食とする、動かぬ証拠写真誠に貴重な誰も信じがたい・この証拠写真の
価値は図りしれません・やりましたね遂に新しい証拠写真(公財)日本野鳥の会」
の定説を覆す偉業・おめでとう御座います。
鶯の餌について新説を確実なものとした偉業心より敬服申し上げます。
helmet(ヘルメット)さん
ありがとうございます。
恐れ多いお言葉ですが、今後の励みとさせて戴きます。
生き物の世界には、まだまだ未知の生態や行動が
沢山ありそうで興味津々です。
今回のウグイスの行動は確かに従来の世の中の定説を
翻すものかもしれません。
少なくともこの個体にとって、小魚は大のご馳走のようです。
これを機会により多くの方が、鶯の行動に関心をもって下さり、
また新たな発見が行われればいいな、などと思っております。
今後ともご指導の程宜しくお願い致します。