頭から叩きつけた!
【ならず者のアジトにて:その6】
シオカラ君が左上の葉裏に止まっていたと思ったら、
その1秒後には水飛沫が上がっていました。
連写を確認すると、
オオシオカラ♀の翅を6肢で掴んで引き寄せて、
ひっくり返されて宙に浮いた彼女の体躯がジグザグになった、その状態から、
水の中に叩き込んでいました。
シオカラ君自身も水に浸かっての力技です。
翅を固めて頭から落とす、シオカラ式パイルドライバーとでも言いましょうか、
受け身を取ることもできない大変危険な技だと思われます。
大丈夫なのか?
死骸が残っていなかったので、無事に逃げたのだろうとは思うのですが、
実は、この後、2匹を見失ってしまったので定かではないのですーー;
(水飛沫が上がった、その水飛沫の中から、青と黄色の交尾飛翔が出てきたので、
ええっ!?と思って、それを追いかけてしまったのです。
この交尾飛翔がシオカラ同士のペアであって、
先ほどのオオシオカラたちとは別個体だと分かった時には、
オオシオカラたちの姿は見えなくなっていました。)
ちなみに、2匹と私の間に割り込んで撮影を邪魔してくれた暈け個体は、
オオシオカラではありません。目の青さで分かる通り、別のシオカラです。
オオシオカラ♂は、相変わらず、更に上空、画面下ギリギリあたりで
ホバリングしたまま、ついに動きませんでした。
シオカラ君は最初からこれがやりたかったのか、
可愛さ余って、というヤツなのか。
相手を別種の♀だと分かっての行動なのか、
同種の♀だと思い込んでいたのか。
真相は藪の中なのでした。
お粗末様です。
お付き合い、誠にありがとうございましたm(__)m
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Exif情報
- メーカー: SONY
- モデル: DSC-RX100M6
- 撮影日: 2020/08/08 10:44:42
- 焦点距離: 72mm
- ISO感度: 2500
- 絞り値: f/4.5
- 光源: 不明
- 露出時間: 1/1600 秒
- 露出プログラム: シャッター優先
- ホワイト・バランス: 自動
- 測光方式: スポット
- フラッシュ: ストロボ発光せず、強制非発光モード
- 撮影シーン・タイプ: 標準






























コメント
子孫を継承する為の危険極まりないならず者集団の中にでも
命を懸けて飛び込む昆虫の立派な意地を見せて頂きました。
それなりに考えての行動がこの作品の狙いですね、昆虫とは
通信できない中で、その動きを読み取り解説はこちらも引き込まれ
改めて全7枚画像と行き来しながら理解することが出来ました。
産卵の方法も水中の草、又は沼底だけではなく生育に安定した
岸辺に吹き付ける種により様々な行動の違いとても勉強に成りました。
有難う御座いました。
helmetさん、いつも暖かい御言葉をありがとうございます^▽^。
撮った時は、どうなるか分らない、予想外の行動であることに
ともかくワクワクしてしまって追い続けた・・・。だけなのですが^^;、
後から見れば、オオシオカラの行動は、確かにそうなんですよね。
以前、シオカラに襲われたオオシオカラの♀が、♂に助けを求めていたのを
撮ったことがあったことから、
今回も同じ展開になると思っていたんですよ。
だから、彼女がシオカラを無視して産卵したことからして意外だったんですよね。
だけど、後から思えば、これ、
何度も経験していたことだったからかも。と。
この池は、この場所の近くでは唯一と言ってよい水場で、
シオカラもオオシオカラもクロスジギンヤンマもザリガニも子供たちも、
みんな集まってくるのですが、
大人ならジャンプすれば対岸に届くよねという小ささ。
シオカラトンボ♂が、この頃は10匹くらい集まっていたので、
そりゃあ、しょっちゅう縄張り争いにもなるだろうという状態だったのです。
そこで密会するオオシオカラの雌雄。
この近くにはオオシオカラが少なくて水場もここしかないとなれば、
2匹は何度もここで「密会」して、何度も産卵していたことが考えられます。
シオカラに襲われたのも初めてではないでしょうし、
構っていられないから、無視!することにした・・・のかなと。
そんな風にオオシオカラ側の事情は理解できるとして、
ではシオカラのこの行動は何なのか。これが分らないんですよね。
「子孫を継承する為」と言われてみれば、シオカラの場合も、
オオシオカラに産卵されてしまうと、その子が自分の子孫のライバルになるわけで、
産卵を邪魔するのは真っ当なことだ。ということになるのか。
そんなことを考えたりするものなのか何なのか。
分らないからまた面白くて、惹かれてしまうんですよねー^^;
こういうイレギュラーに出会える時が、私は一番ワクワクなのですが、
オオシオカラやシオカラの撮影では普段は、
もっぱら飛水産卵のシーンを狙っています。
彼女たちが一生懸命に努力する、目的と意図と表情豊かな行動だからですが、
「飛水産卵」であることが分かる瞬間を分るように撮るだけでも結構難しくて、
なかなか思うように撮れないので、ついつい狙ってしまっているんです。
色々と分って見ていただけて、大変嬉しいです。
いつもありがとうございます^▽^