どうしたの?大丈夫?
と口や素振りでは言っていたとしても、親切心は皆無です^^;
この数分前に、ちょっとぶつかりそうになった、蜘蛛と小さな蟻。
身をかわすようにして通り過ぎた蟻が尻をつき、へたっと倒れました。
蜘蛛は、接写する私をさんざん威嚇した後、
引き返して蟻のもとに行き、
蜘蛛の方へ自ら這いずって触角を上げた蟻の、
その触角をそっと掴んで立たせるかのよう。
普通の蟻より何倍も大きな「兵隊蟻」が一般の「働き蟻」に手を貸すのを
撮ったことがありますが、それに似た動きで、違和感がありません。
・・・多くの蜘蛛や昆虫類は蟻を嫌います。
蟻には蟻酸がある上に噛む力も強く集団で襲ってもくるので、
触らぬ神に何とやら。
アリグモのように蟻に擬態する蜘蛛や生き物は多いですが、
それも、その虎の威を借りたいがため。
本物が近付くと逃げています。
・・・このアオオビハエトリは違います。
前足を高く上げているのは蟻の触角を真似ているからですが、
蟻に擬態するのは虎の威を借りるためでなく、
蟻に仲間と思わせて接近するためと考えられています。
アオオビハエトリは、蟻を餌にする例外的な蜘蛛なのです。
そのアオオビハエトリの、蟻を狩るシーンです。
どうやら、数分前の「ちょっとぶつかりそうになった」と見えた一瞬で
蟻に毒の初撃を見舞っていたらしいのです。
まるで居合の達人です。
この写真で触角を引っ張っているのは、
その毒の効きぐあいを確認しているのかと思って見ていたのですが、
実際はこの時、毒を蟻の触角から追加注入していた可能性が大です。
次の瞬間には、蟻が宙に肢を一杯に突っ張っていたのです。
その後、ぐったりとなった蟻を、
蜘蛛は持ち上げて咥えこんで、運んで行きました。
・・・いつか撮ってみたいと思っていたアオオビハエトリの狩りですが、
こんな恐ろしい流れだったとは。戦慄しましたーー;
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Exif情報
- メーカー: OLYMPUS CORPORATION
- モデル: TG-5
- 撮影日: 2023/08/17 11:49:39
- 焦点距離: 18mm
- ISO感度: 1000
- 絞り値: f/6.3
- 光源: 不明
- 露出時間: 1/100 秒
- 露出プログラム: creative プログラム
- 露光補正値: -0.7
- ホワイト・バランス: 自動
- 測光方式: 分割測光
- フラッシュ: ストロボ発光せず、強制非発光モード
- 撮影シーン・タイプ: 標準
































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