困ります!
画面左手前を啼きながら泳いで行く緑の横顔は、アメリカヒドリの雄、
画面中央で波を立てて啼き騒いでいる赤茶顔の2羽は、ヒドリガモの雄。
尻を上げて尾羽を交差させる、ヒドリガモのたちのこの仕草は、
典型的な求愛の仕草、ということのようです。
・・・さて、言い寄られている雌のほうなんですが、
奥に見えている、典型的なヒドリガモの雌とは違って、
顔の赤みが弱いように見えます。
ひょっとして、アメリカヒドリの雌、なんでしょうか?
実は彼女、さっきまで、
左手前を行くアメリカヒドリの雄の横を泳いでいたのですが、
ヒドリガモたちに行方を阻まれてしまった形です。
彼女はアメリカヒドリの雌なのか、
ヒドリガモだったとしても、
アメリカヒドリ雄とカップルになったつもりでいたヒドリガモなのか。
私には、求愛されて迷惑そうな表情に見えました。
アメリカヒドリの雄は、
彼女が求愛されてもヒドリガモに突っかかる様子もなく、
ただ遠巻きに泳ぐばかり。
求愛される雌は時折口を大きくあけて叫ぶのですが、
ヒドリガモではなく
アメリカヒドリの方に向かって首を伸ばして叫んでいるようなのでした。
(ヒドリガモの群れに交えてもらっている少数派として
アメリカヒドリ雄は無難に過ごそうとしているのだという、
人間社会にありそうな嫌な想像が浮かんでしまいました。
・・・この後、ヒドリガモの雄たちは彼女に纏わりついて翼鏡を見せたり水をかけたり。
この雄2羽が交互に羽ばたくのを尻目に彼女が反対の右側に逃げ、
アメリカヒドリ雄も随分距離をあけてその後を追い、2羽が退場したところで、
私は撮影を止めました。
翌週私が訪れた時には、アメリカヒドリ雄がヒドリガモ雄2羽と一緒に泳いでいるばかりで、
顔の赤みが弱い雌の姿は、どこにも見られませんでした。
更にその翌週訪れた時には、アメリカヒドリ雄の姿も消えていました。
真相は何だったんでしょうねーー;)
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Exif情報
- メーカー: SONY
- モデル: DSC-RX100M6
- 撮影日: 2023/03/25 10:50:54
- 焦点距離: 72mm
- ISO感度: 320
- 絞り値: f/4.5
- 露出時間: 1/200 秒
- 露出プログラム: ノーマル
- 露光補正値: +0.3
- 測光方式: スポット
- フラッシュ: ストロボ発光せず、強制非発光モード
- 撮影シーン・タイプ: 標準






























コメント
見事な観察眼と正確な野鳥の識別、特性、行動に対する的確な
洞察力に驚きました。
もし私が同じようなシーンに出合ったら同じような
キャプションになった、いや10分の1位の正確さ
だったと思います。
拝見して、先ず随分長いキャプションだなと感じたのが
第一印象でした。
しかし、一気に読み進んでしまいました。
素晴らしいの一言です!
KUSAMAKURAさん、嬉しくも過分な御言葉をありがとうございます^▽^;
文章でなく写真で語るべきところを、
長々と書き連ねてしまって
お恥ずかしい限りです^▽^;
連作にして投稿すべきかなとも思ったんですが、
実は、この日、雨で暗かったこともあって、
ほとんどがSSも出なくてブレブレだったり暗すぎたり。
それに加えて、
雌が大口をあけてアメリカヒドリに叫んでるシーンは広角で撮りすぎて表情が分からないし、
2羽が退場するシーンは両者の間が開き過ぎて雄の体が半分見切れている。
証拠写真程度か、証拠写真とも言えない写真多数で、
連作を組めるような写真が揃わなかった、というのが
実のところでして、
文章で説明してしまったほうが、まだマシかという
判断をしてしまいました^^;
カモの求愛自体見たのも初めてで
浮かんだ想像などを交えながら投稿してしまいましたが、
事実と思って書いた事柄に関しては、大枠では間違ってはいなかったらしいと分かって
安心しました。
いつもありがとうございます^▽^