頑張れ!今、助けてやるからな!
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頑張れ!今、助けてやるからな!

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最初に申し上げますが、これの加害者は私です。
撮るために狙って作ったシーンではないので、お許し下さいーー; 
 
・・・門の木に毎年来ていたアオスジアゲハの幼虫が、
去年は全てが病死したと思ったら、今年の春は卵も見つからなかったのです。
植木屋さんに相談したところ
(「この木、切っちゃったほうがいいですよ」「いや、アゲハが来るので大事な木なんです」)、
カイガラムシの大量発生による様々な病気にやられている、ということでした。
虫から守る農薬ならある、と言われましたが、
アゲハの幼虫を生かせる農薬はない、とのこと。 
 
ナミテントウを初めとした、カイガラムシの天敵も大量にいたんですよ。
でも、カイガラムシは蟻に蜜を提供して天敵を追い払って貰っている模様・・・  
 
仕方ないので、カイガラムシを手で取ることにしましたが、
取っても取っても復活します(蟻が集まるのでそれは分かるのでした)。
 
ふと思いついて、木を切った時に使う、殺菌・癒着促進剤のトップジンを
使ってみることにしました。
殺菌作用もさることながら、
トップジンは接着剤のようなものなので、
これで包んでしまえば、カイガラムシも復活はできないんじゃないかと、
考えたのです。 
 
蟻が集まっているあたりを指でゴシった後に、オレンジ色のトップジンを垂らして・・・
一通り作業した後にふと見ると、
トップジンでオレンジ色に染まったあたりに、また、蟻が来てるじゃないですか。
小さな生き物の世界なので、肉眼では何が起きているか分かりません。
カイガラムシ復活のために、蟻が何かやらかそうとしているのかと、
カメラのマクロで覗いてみると・・・!! 
 
・・・どうやら、トップジンのオレンジの接着液に巻き込まれてしまった蟻がいて、
それをもう一匹が助けようとしているようでした。
この後蟻が増えてきたので、やっぱりカイガラムシかとカメラで確認すると、
大勢の蟻が協力して、この個体をトップジンから引きはがしつつあったのです。
翌日確認すると、トップジンだけが残っていたので、
救出作戦は成功したと思われます。
 
ここの蟻はカイガラムシを守り、アオスジアゲハの幼虫を狩るので、
私は今後も蟻とは戦い続けることになります。
しかし、まあ、なんというか・・・。複雑な気分でしたーー;

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Exif情報

  • メーカー: OLYMPUS CORPORATION
  • モデル: TG-5
  • 撮影日: 2020/06/21 16:32:50
  • 焦点距離: 13mm
  • ISO感度: 800
  • 絞り値: f/4.2
  • 露出時間: 1/125 秒
  • 露出プログラム: creative プログラム
  • ホワイト・バランス: マニュアル
  • 測光方式: 分割測光
  • フラッシュ: ストロボ発光せず、強制非発光モード
  • 撮影シーン・タイプ: 標準
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投稿者

コメント

  1. 必死の救出作戦、蟻にもそんな気質が有るのですね。
    勇ましい姿、応援したくなりました。

  2. 作品もさることながら、本文の蟻の救出作戦、
    興味深く読ませていただきました。

    作品を拝見した時この行動は親子などの「血縁関係」かと思っていたら、
    集団行動とのこと、蟻の日頃の活動から成る程と感心しました。

    アオスジアゲハ、蟻、カイガラムシ、ナミテントウ、
    そして植栽・・・。
    自然界の摂理、相関関係の興味は尽きませんね。

    それにしても何とかまたお庭にアオスジアゲハが
    舞い戻って来て欲しいですね。

  3. helmetさん、ありがとうございます^^。

    そうなんですよね。
    救出するほうもベットリ絡められてしまって、
    これでは自分自身も、この先どうなるか分からないと思うんですが、
    そんなこともそっちのけで、一生懸命助けようとしてるように見えるんですよね。
    後から来た援軍の蟻たちも、同じでした。

    蟻は仲間と協力したり助け合ったりするということは知っていたんですが、
    群れのために協力する、といった、
    もっとビジネスライクな協働なんだと思っていました。

    人間は気軽に蟻を殺しますが、
    蟻の仲間たちは、
    そのたびに、こんな風に、
    傷ついた仲間を助けようとしていたのかもしれないんですよね。。。

    こんな姿を見せられると、私も応援したくなってしまいましたが、
    私は蟻とは利害が相反するので、
    トップジンは使うし、アオスジの幼虫を狩った犯人には復讐するのです。

    でも、トップジンを垂らす時は、なるべくゆっくり垂らすようにして、
    蟻が逃げられる時間を作ってやる、
    そういう気は遣うようになりました^^;

  4. おお、KUSAMAKURAさん、ありがとうございます゚▽゚。

    >この行動は親子などの「血縁関係」かと思っていたら
    いやいや、合ってますよ、KUSAMAKURAさん゚▽゚。
    一つの蟻の巣の住民は、一匹の女王の子供たちから成る集団なので、
    全員兄弟、「血縁関係」です゚▽゚。

    アオスジアゲハですが、
    実はお陰様で、カイガラムシ退治の頃から、
    舞い戻ってきてくれました゚▽゚!
    次々に卵が来て、時が満ちて生まれて・・・。
    だけど、遅くとも翌日には全て姿を消して、
    興奮してセカセカと探し回る蟻の姿が残っているという><。

    蟻って、頭はいいわ群れるわ卵や幼虫は狩るわ、
    まさに昆虫界のカラスみたいな存在だと思っています。
    アオスジアゲハの卵や幼虫を次々に狩って、
    ついにはカイガラムシを蜜めあてに守って、木を病気にする結果をもたらして。
    仲間同士の熱く献身的な助け合いを見せられたからといって
    許すわけにはいかないんです><。

    実は、現在、4匹の幼虫を蟻から保護しています。
    このあたりの経緯もシリーズとして投稿できるぐらいに溜まってきているのですが、
    投稿すると、あまりに長いシリーズになりそうなのと、
    どういう仕掛けで守っただの被害幼虫たちのグロ写真だの・・・は良いほうで、
    幼虫の成長状態や食事状態をチェックするための写真ばかりつい撮ってしまって、
    写真として楽しんでもらえるものになりそうな気がしないのとで、
    迷っています。というか、困っています^^;

    それでも、投稿する方向に前向きな気持ちになれました。
    いつも励みになる御言葉を、いつもありがとうございます^▽^

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