メタボな腹が翅の素―みるみる伸びる天使の翅
【アオスジアゲハの羽化:その7】
翅が伸びるに従って、メタボだった腹がスリムになってゆくのがお分りでしょうか。
羽化したての蝶は、腹にぼってりと水分を蓄えていて、
これを翅脈に流し込むことで、翅を伸ばす仕組みになっているのです。
この水分は、蛹でいる間に溜まった老廃物でもありまして、
伸ばしきった後に残った分は、蛹便としてお尻から排泄するというわけです。
(左端の写真のみフラッシュを炊いています。蝶が移動を始めていたりもしています。
この後もしばらく、腹をそらすようにして持ち上げるこの姿勢を続けていました。
腹の中身を搾り出して、翅に行き渡らせようとしているように私には見えました)
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Exif情報
- メーカー: CASIO COMPUTER CO.,LTD.
- モデル: EX-ZR500
- 撮影日: 2016/05/14 10:48:49
- 焦点距離: 6mm
- ISO感度: 80
- 絞り値: f/3.9
- 光源: 不明
- 露出時間: 1/200 秒
- 露出プログラム: ノーマル
- ホワイト・バランス: 自動
- 測光方式: 分割測光
- フラッシュ: ストロボ発光せず、強制非発光モード
- 撮影シーン・タイプ: 標準






























コメント
丹念な時間差観察 とてもリアルです 又何時か瑠璃蝶のように旅立って行くのですね。
敬服します。
こちらも時間経過が分かって、それぞれがとてもクリアで感動的な一瞬ですね。
翅の模様の何と美しいこと。
これぞ天使ですね!
もう、ほぼ出来上がりっていう感じがします。
丸々と太って元気いっぱいにも見えたのは実は翅の素だったのですね。
納得しました。
以前蝉の羽化に遭遇し、溜め込んだ水分を翅脈に流し込み翅を伸ばす、
と教えていただいたことがありました。
そういうことだったのですね。
残りを排泄する、というのも初めて知りました。
自然界の仕組みって本当に凄いと思います。
無駄がなく、合理的なんですね。
いよいよ外界への羽搏きが間近ですね。
次が待ち遠しいです。
helmetさん、何時も嬉しい御言葉をありがとうございます^▽^。
その通り、この後は放蝶です^^。
でも、ルリちゃんたちのように、のんびりはしていられないんです。
前回のルリタテハは「蝶の姿で越冬する」力を持っていて、
羽化の後、半年近く生きることができる蝶でしたが、
普通の蝶は、羽化の後、長く生きても1ヶ月、多くは1週間そこそこの寿命なんですよー。
このアゲハも例外ではありません。
7ヶ月ほどを蛹で眠り続けた後、目が覚めたら余命1週間!
儚いです><。
私としては、翅が乾き次第放蝶、というのでは正直物足りなさもあって、
ルリタテハの時のように、しばらく家に置いてみたい気持ちもあったのですが、
寿命の短さを思うと、一刻も早く飛び立たせてやりたい、という結論は覆せません。
前回のルリタテハの羽化は冬だったので、飛び立つまでにも数日がかりでしたが、
今は初夏なので、数時間で飛べるようになると思われました。
飛び立たせてやれる土曜日の羽化で良かったです。晴天で良かったです^▽^;
KUSAMAKURAさん、蝶でも蝉でもテントウムシでも、
羽化というのはそれぞれに神秘的で可愛くて美しくて、
驚きと感動に満ちたシーンなんだなーと思いましたよー。
でも、写真、ということになると、
羽化を追っただけでは退屈・・・という印象を持たれているような気がします。
子供の頃などに、誰もが一度はどこかで見たことの二番煎じになるから?
知ってる通りのことが、知ってる通りの姿で行われるにすぎないから?
羽化の写真、といえば、
翅が次第に伸びてゆく様子は、御覧になったことのある方が多いと思いました。
でも、それが、腹部から水分を押し出すことで伸ばしているのだ、ということは、
知らない方が多いんじゃないか、とも思いました。
私自身、今回の羽化の予習でぐぐっていて初めて知ったことでしたから。
そして、「腹部から水分を押し出すことで翅を伸ばしている」様子を
写真で確認しようとしたのですが、これぞという写真を見つけることができず、
動画を見ても、よく分らなかったんです。
なので、今回の撮影では、いろいろ欲張った目的の中に、
その様子を分りやすく写真に収めてみたい、という目的が加わったんですよー^^。
そして、もう一つの狙いとしては、羽化ならではの美しさ。
ただ、蝉やテントウムシと違って、蝶は何時もと変わらない色をしているはずなので、
初見でもありましたし、
どんな美を狙えばいいのか、見当がつきませんでした。
フラッシュを炊くほうがいいのか炊かないほうがいいのかも分らなくて、
結局は、最初はフラッシュなしで、
その後、蝶が驚かないのを確認しながらフラッシュで、撮ることになりました。
分りやすさと美の両立に、少しは成功できたでしょうか゚∀゚?
とても嬉しい御言葉をありがとうございます^▽^。
hanexさん。私の方での、コメント有難うございます。
一つ一つ見て頂き、また元気がでてくるお言葉。非常に嬉しかったです
アオスジアゲハ誕生までの解説付きの経過写真は、もはや教科書レベルのすごい財産だと思い、感動モノでした。
風景や花等々綺麗に撮ることで、頭いっぱいだった私の方こそ、勉強になります!
ほんとに嬉しかったです。 有り難うございました
NIKOnikoさん、私は素人で、ものの見方や趣味嗜好も偏っている自覚があり、
なおかつ言葉足らずなことが多いもので、
コメントを書きたいと思っても、
何も書かないほうが良いんじゃないかなと思うことが、最近はままあります。
ついつい長くなるので、書き始めたけど時間がかかりすぎて没、ということも多く、
書かないほうがラクだとなれば、なおさらだったりして^^;
書いて良かったです。こちらこそ、わざわざありがとうございます^▽^
綺麗に撮ること、それが基本ですよね。
せんじつめれば、
それは、見た時の感動を絵にするということだ、という意味で・・・。
私は、昆虫などの動物に関しては、撮る時も見る時も、その美よりも、
何をしているのか何を考えているのか事実を知りたい、
という方向に興味が行ってしまって、
「綺麗に撮ること」がないがしろになってしまうことが多いです。
これは昔からの悩みの種でして、
技術が足りない、ということもありますが、どうもそれだけではない。
写真という形でひとに見ていただこうとする以上、
それではいけないと現在いろいろ悩み中です^^;
今回は、「知りたい」気持ちを優先してしまうからには、
せめて「知りたい」気持ちにとって財産となるような写真を狙いたい、
とも思いました。
こういう方面の思いを認めて評価していただけて、大変に嬉しいです。
いつもありがとうございます^▽^