生まれた時は二枚舌
【瑠璃になるために:その14】
ストロー(口吻)が2本あるのがお分かりでしょうか?
ブレて2本に見えている・・・わけではなくて、
どんな蝶も、羽化直後はストロー(口吻)が2本に分かれているのです。
こんな風に根元から!
・・・羽化といえば、翅を伸ばして乾かすこと、ですが、
もう一つ大事な作業があります。
それは、この二枚舌を矯正して、一枚にすること。
失敗すると、蝶は飲み食いができなくて死んでしまいます。
実際ネットでググると、そういう羽化失敗の事例がちらほら見つかります。
・・・思ったより素早くあちこちに向けてストロー(口吻)を伸縮させる様は、
落ち着きのない子供が走り回りながら、
1分間に何回ピロピロ笛を伸縮できるか競っているような勢いで、
ほとんどピン暈け・・・だけならまだしもフレームアウト続出。
一番まともに撮れたのは、この1枚でした。
でも実際に見るのはこれが初めてで、
肉眼では素早すぎて分らなかったものが分るようには撮れたので、
私的には満足でした。
同時に困惑もしていました。
私の乏しい経験と見聞の範囲では、
ルリタテハという蝶は、終始自分の蛹につかまった状態で羽化するものなのです。
ところがこの個体は、口吻の伸縮を開始すると同時に慌しげに移動を開始。
それも、万一の場合に足を滑らせないようにと、
ティッシュを貼っておいた蛹の右側でなく、
つるつるの左側に行こうとするのです。
この写真は、蝶の体を押しやって、右側のティッシュ領域に移動させた時のものです。
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Exif情報
- メーカー: CASIO COMPUTER CO.,LTD.
- モデル: EX-ZR500
- 撮影日: 2015/12/15 02:41:16
- 焦点距離: 6mm
- ISO感度: 800
- 絞り値: f/3.9
- 光源: 不明
- 露出時間: 1/10 秒
- 露出プログラム: ノーマル
- 露光補正値: +0.7
- ホワイト・バランス: 自動
- 測光方式: 分割測光
- フラッシュ: ストロボ発光せず、強制非発光モード
- 撮影シーン・タイプ: 標準





















コメント
根気のいる作業ですね 敬服いたします。
二枚舌これも新知識です 生きれる期間はどれほどなのでしょう 興味津々です。
勿論初めて見る世界ですが、神秘的な一瞬のシーンを
見事に捉えたことに驚きました。いささか興奮もしました。
確かに肉眼で見ることが困難な行動ですね。
趣味の世界を超えた大変貴重な画像だと思います。
疑問は、どんな蝶でも何故羽化直後はストローが2本なのでしょう。
普通成虫は1本、最初から何故そうではないのか、理由があるのでしょうね。
また、何故つるつるの方に移動したのか?、例えば明かりを求めて、とか
何か理由があるのでしょうか。
ひょっとしてこの後答えが・・・。
次の行動にワクワク、ドキドキです。
まるで春のぜんまいのような2枚の舌!初めて知りました。
これをひとつにするのを失敗すると命を落とすとは大変な行為をするんですね。
まさに初耳学に認定です!
貴重な画像をありがとうございました。
遅ればせながら・・・ 羽化おめでとうございます。
蝶の生態… 知らないことばかりでとても勉強になります。
そしていつも貴重なショットをありがとうございます♪
ところで 一枚舌が ⇨ 無事ニ枚舌になりましたでしょうか?
KUSAMAKURAさん、興奮していただけましたか゚∀゚?
とても嬉しいです^▽^。
ただ、大変貴重、というところには疑義があって、
普通は「肉眼で見ることが困難」ではないと思われるんですよ。
羽化前に予習をと思って
アゲハ類やツマグロヒョウモンなどの動画を見ていた印象では、
この口吻伸縮って結構ゆっくりで丁寧、優雅ですらある動きだったんです。
「あちこちに向けて」ということもなく、同じ方向に伸縮させてましたし。
思ったより素早く、あちこちに向けて伸縮させる・・・
これはルリタテハの特徴、いや、
この個体限定の特徴だった可能性もあると思っています。
そこらへんを見極めるためには、もう少し場数を踏む必要があるようですね。
すみません、説明不足でした^^;
この個体は例の、幼虫の時に謎の脱走を活発に繰り返した個体でもあります。
つるつるの方に移動した理由も、ごめんなさい、不明です。
強いて想像してみると、
何にも体が触れない広い空間を探して羽を広げたかったのかなと、
今になれば思います。
ティッシュが貼ってある部分は、ティッシュの厚みの分だけ
ぶら下がった時の空間が狭くなるのが、気に食わなかったのかなと。
謎解きはありませんが、この個体の羽化はまだ続きます。
ワクワク、ドキドキ・・・していただけるよう頑張ります!
何時も励みになる嬉しい御言葉をありがとうございます^▽^
P.S.羽化直後にストローが2本ある理由・・・ではないですが、
経緯なら分っています。
蝶のあの長いストローは、幼虫が葉を齧っていた口が、形を変えたものなんです。
幼虫の顎は左右に分かれていましたから、それがそのまま伸びて左右2本。
羽化前に蛹の中で1本にするのは、難しかったのかもしれませんね^^。
helmetさん、羽化する時の蝶って、知れば知るほど、大変だなーと思います。
根気のいる慎重な作業を、時間との勝負で行わなくてはならなくて、
足もまだよろよろだったりするのに、体はいつもよりも重たくて。
羽化の後、寝る蝶が多いのも分る気がします^^。
野生の蝶の成虫の寿命は一般平均で、オスで7日間、メスで9日間だそうです。
でも、秋型のルリタテハは成虫の姿で越冬するために寿命もぐっと長くなって、
半年近く生きるものもいるようです。
(同じルリタテハでも夏型だと数週間の命です。)
ただ、秋型が長く生きるのは、
ほとんどの期間を冬眠しているからなのかもしれません。
活発に動けば動くほど消耗し傷ついてゆくのが蝶ですから・・・。
興味津々とは嬉しい限りです。
何時も励みになる御言葉をありがとうございます^▽^
おお、ボー太郎さん、春のぜんまい、確かにその通りですね゚∀゚!
素敵な嬉しい御言葉をありがとうございます^▽^。
私も、この口吻の件は、蝶を撮るようになって調べて、初めて知りました。
ボー太郎さんも、今度蝶を見かけたら、ストローをよ~く見てみて下さい。
ストローの真ん中に縦に線が入ってますから!
これが、幼虫が葉っぱを齧っていた左右の顎が伸びて変形したものだというのも、
びっくりですよねー。
嬉しい御言葉をありがとうございます^▽^
おお、amandaさん、ありがとうございます。もー、ほっとしましたよー^▽^。
だけど、心配は尽きないのでした^▽^;
この後、まだ2枚ほど、舌の伸縮写真が続く予定です。
そして一種懸命にニ枚舌を直そうとしながら、この個体が取った行動とは!
そんな感じで、まだまだ到底無事には至らない、ドタバタが続きます。
お楽しみいただけると良いのですが^^;
何時も励みになっています。嬉しい御言葉をありがとうございます^▽^