線香花火のような
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線香花火のような

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【瑠璃になるために:その3】
無害な棘を纏って毒毛虫に擬態している、ルリタテハの幼虫。
 
・・・11/15日曜日、庭で生き残っていた3匹の幼虫を、室内に取り込みました。
 
前日、雨の中で、葉っぱの傘の残骸の下で身を縮めていた幼虫は、
雨上がりに見てみると、傘の残骸も食ってしまっていて、
全身が丸見えになっていました。
幼虫を捕食する虫も鳥も、この棘が無害だと知っているというのに、
こんなに堂々と目立っていいのか?
こんな危機感の薄い馬鹿の遺伝子を保護して広げてしまうことは、
ルリタテハという種のためには望ましくないことではないのか?
 
そんなことを考えながら、幼虫ごとホトトギスを掘り出していると、
危機感の薄い馬鹿は、掘り出されて揺らされている最中に、
動き始めて、傘の残骸の残骸を食い始めるのでした。
おま。暢気な奴だなあ。
 
と呆れた私ですが、室内に取り込んだ後、別の意味に思い当たることになります。
1匹の終齢幼虫は、一日に、ホトトギスの大きな葉を3枚分ぐらいぺろりと食べてしまいます。
私は3匹分の餌を確保するため、
毎晩帰宅後に、傘をさして庭へ出ていかなくてはなりませんでした。
その大食漢の幼虫が、雨の中、何も食わずにいられるわけがありません。
よそへ移動せずに、近くにある傘の残骸しか食わなかったのは、
冷たい雨で体が動かなかったからに違いないのでした。
 
・・・それから数日間、旺盛な食欲を見せた後、
お陰さまで3匹とも無事に蛹になりました。
応援して下さった方、重ねて感謝です。

羽化予定日は、12月上旬頃だと見込まれます。
異常に暖かかった今年の11月ならではですね。。。
ルリタテハは羽化成功率が低いようなので、過大な期待はできませんが、
羽化に立ち会えて写真が撮れるようなことがあれば、
又、御報告させていただきたいと思います。
飼育中、てんやわんやのエピソードも幾つかありましたが、
それも合わせて、後に機会があればということで。
 
お付き合い、ありがとうございましたm(__)m

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Exif情報

  • メーカー: CASIO COMPUTER CO.,LTD.
  • モデル: EX-ZR500
  • 撮影日: 2015/11/15 14:58:30
  • 焦点距離: 6mm
  • ISO感度: 80
  • 絞り値: f/3.9
  • 光源: 不明
  • 露出時間: 1/800 秒
  • 露出プログラム: ノーマル
  • ホワイト・バランス: 自動
  • 測光方式: 分割測光
  • フラッシュ: ストロボ発光せず、強制非発光モード
  • 撮影シーン・タイプ: 標準
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投稿者

コメント

  1. 自然の生き物には多くの天敵(他の種,天候等々)が存在、ましてや
    生まれて間もない脆弱さ、それらを抱えたルリタテハの幼虫・・・。
    十分にその生態を知り尽くした人の愛情物語ですね。

    こうしてしっかり保護しても成虫として育つのは稀なのですね。
    hanexさんの愛情とご努力が実りますことを密かに願っております。

    詳細なご報告と精一杯武装した大変貴重な「毒毛虫」,興味深く
    拝見しました。
    ありがとうございます。

  2. 「みんな! 元気かッ! おー、ヨシヨシ!・・・・ 一杯食べて、羽化そして成虫、立派なルリタテハとして空へ飛んで行くまで頑張るんだぞッ!」
    hanexさんも餌集めや飼育のお世話、心配やら観察や成長記録などどれを取っても大変な事でしょうが、是非是非連中を見守ってやってください。今後の連中の成長振りが楽しみでもあります。

    線香花火を背負っての姿、可愛いですね。生きるのに懸命な姿にも見えます。
    大変に貴重な写真、観察・飼育記録を興味深く拝見させて頂き誠に有難うございます。拝見させて頂き、連中が愛らしく感じました。

  3. KUSAMAKURAさん、何時も丁寧に見て下さってありがとうございます。
    そうなんですよ、これがあの美しい瑠璃色の蝶の、若き日の姿なんですよね^^;

    実は当初、タイトルを「傘は無い!」として、前の写真の「傘がない」と対比させる、
    そういう構想で撮っていたんですよー。
    それが、「傘がない」にサスペンスを盛り込むことに失敗したのと、
    投稿の準備をしている内に幼虫は蛹になって状況が変わってしまったのとで、
    ごった煮の長文という、ぐだぐだの投稿になってしまいました。
    連作、好きなんですが、やっぱり難しいですね^o^;

    せっかくワクワクと言っていただいたのに、内容が中途半端になってしまったのが心苦しかったんですが、
    それでも興味を持っていただいて嬉しいお言葉をいただいて、救われました。
    不器用者ですが、これからも宜しく御指導下さい。
    KUSAMAKURAさんの思いの分までも、というつもりで、
    何とか1匹でも多くのルリタテハを巣立たせたいと思います。
    色々と励みになりました。
    重ねてありがとうございます^▽^

  4. S.Kさん、可愛く感じていただけましたか゚∀゚?
    虫好きの人ですら初見はたじろぐこと間違いなしという、この姿、
    人間にも駆除されてしまうことが多いようなんですよ。
    その可愛さを分っていただけたなんて、もー冥利に尽きます。
    どうぞS.Kさんも、百合やホトトギスに、この姿を発見されたら、
    グロテスクに武装した連中の、中に隠された可愛らしさを見てやって下さい^^。

    命の短さ・儚さということでも、線香花火ですよね。
    込めた思いを感じていただけたようで、とても嬉しいです^▽^。

    ルリタテハは3匹とも蛹になったので、今は手が離れています。
    でも、そろそろ私が留守中に羽化した場合に備えて、
    羽化の補助と安全な放蝶の手段を考えなくてはなりませんね。
    S.Kさんの熱い応援の御言葉で、もう一頑張りできそうです。
    何時も嬉しい御言葉をありがとうございます^▽^

  5. ここまでになるとアートの領域ですね@@

  6. yu-pyonさん、アートですよねえ゚∀゚!

    線香花火のようだと思ってマクロで見ていると、
    どんどん美しく感じられてきてしまいます。
    美しいのかグロなのか、紙一重のようでもあり、両方のようでもあり。
    自然の造型は凄いですよね。

    来年も庭に来てくれるようなら、
    又マクロで棘を狙ってしまいそうな気がします。

    何時も嬉しい御言葉をありがとうございます^▽^

  7. 路地裏さん、嬉しい御言葉をありがとうございます^▽^。

    ルリタテハは現在のところ、まだ羽化の気配がありません。
    蛹になったのが11/21でしたから、もう16日目になります。

    事典などには「蛹になってから羽化まで8~12日」とあります。
    冬を越して春になってから羽化したケースは、報告されていません。

    触ると動いたので、現時点ではまだ生きてはいます(蛹って動くんですよ)。
    昨年10月に室内で育てた一匹は14日目に羽化したので、
    寒い時期は時間がかかるのだろう、とは思っていますが、
    どこまで記録を更新できるものか。
    気温が暖かい予報の今週中には羽化しないと、本格的にヤバイ気もしています。

    今週の月~金に羽化する、ということは、私が出社中に羽化するということでもあって、
    羽化にも放蝶にも立ち会えない可能性が高くなってしまいました。

    それでも、羽化できないで終わるよりは、立ち会えない羽化のほうが全然いいですよね。
    羽化や蝶の姿の写真投稿は難しくなってきましたが、
    羽化できたという報告だけでもしたいものだと願っております。

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