破れたハート、それでも君は美しい
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破れたハート、それでも君は美しい

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青い色に黒の縁取りで、空を飛ぶ三角形かハートマークにも見えるアオスジアゲハ。
そのハートマークが、真中あたりでざっくり破れていました。
蝶の翅はいろいろな理由で破れてゆきますが、
このように左右対称で鳥の嘴の形に破れるのは、
通称ビークマーク、鳥にぱっくり食いつかれて逃げのびた痕だと言われています。
 
・・・突き出した枝にひっかかって傷が広がりそうで、
見ていて気が気ではありません。
左の翅は、そうやって傷が広がってしまったのではないか・・・。
当人は、全く気にかける様子もなく、元気にはばたいて歩いています。
破れても変わらない美しさに見えました。
いや、この破れにしかない美しさすらあるように思いました。
 
・・・この体型が、雌です。
それも、成熟した卵をいっぱい抱えている成熟した雌の体型です。
前の写真「ミスタースマート」と比較してみていただけると幸いです^^。

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コメント

  1. 流石詳細な観察、大変分かりやすいです。
    羽の破れ方ひとつでもその形から想像が働くのですね。

    雄と雌の特徴、区別を含め生態の深さ、その一端を勉強させて
    いただきました。

    私もアオスジアゲハは毎年夏には何度か撮りますが、少しは
    見かた、立ち位置が変わるでしょう。ありがとうございます。

  2. キャプションを見て、思わずうなずいてしまいました
    とても勉強になりますし、また新たな興味が湧きます♪

  3. 大変勉強になるキャプション、ありがとうございます。

  4. KUSAMAKURAさん、欲張った狙いの一つ一つを丁寧に評価して下さって、
    ありがとうございます。とっても嬉しいです^▽^ノ。

    そうなんですよー。
    詳しい方だと、傷の形から、何の鳥にどう襲われたかまで分るらしいです。
    両方の翅がほぼ対称に破れた、ということは、
    飛んでいる時じゃなくて翅を閉じている時―
    つまり、翅を立てて蜜を吸っていたか休んでいたか産卵していたか―
    の時に襲われた可能性が高い、ということですよね。
    そこまでは私も分るんですが・・・。

    傷の無い新鮮個体も美しいですが、
    私は傷ついた個体にも、それに勝るとも劣らない魅力があると思っています。
    傷が示す、生きてきた歴史、頑張り、その中で形を成してきた個性。
    勝手な想像の産物かもしれないですが、物語の魅力があるんですよねー。
    蝶は生涯も短く一期一会であることも多いので、
    鳥のように深く物語を追えないのが残念です。

    KUSAMAKURAさんのアオスジアゲハ作品、楽しみにしています。
    参考にしていただけたら、とても嬉しいです^▽^

  5. youkeyさん、これ、何の鳥にやられたんでしょうねー。
    シジュウカラやウグイスなら近くに沢山いるようなんですが、
    彼らが犯人候補なんでしょうかねー。
    鳥について、私の知識が少なすぎるのが残念です。

    大変嬉しい御言葉をありがとうございます。
    参考にしていただけたらハッピーです^▽^

  6. ケンタロウ・jpさん、見比べていただけましたか。
    アオスジアゲハを見かけたら、ぜひ気をつけてみて下さい゚∀゚。

    鳥の嘴については、
    「鳥のいない場所では、こういう傷の蝶は出現しなかった」とか、
    「鳥の密度に応じて、こういう傷の発生度が高まる」とかの
    論文が出るところまで、研究が進んでいるようですよー。

    何時も丁寧に見て下さって、
    大変嬉しい御言葉をありがとうございます^▽^ノ

  7. yu-pyonさん、アオスジアゲハをよく撮られるyu-pyonさんにそう言っていただけて、
    とても嬉しいです。ありがとうございます゚∀゚。

    ぜひ気をつけてみて下さい。
    参考にしていただけたらハッピーです^▽^

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