千年の色
花・植物 風景

千年の色

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報国寺の近く、
坂東三十三観音霊場の第一番札所・杉本寺から第二番札所・岩殿寺へと通じる
巡礼古道の旅の始まりを見送るように。
素朴な石塔と石仏たちの並ぶ「華の橋」(風土記では「渡月橋」)の傍らで、
ススキとモミジが滑川の暗がりに靡いていました。

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コメント

  1. 紅葉を主役とせず、背景の黒に抑え気味に控えさせ、
    楚々として揺らぐ芒・・・。
    芒の傾きをして巡礼を見送るにふさわしい、
    風情のある一幅と見立てました。

    往々にして見過ごしがちな道端の景、
    流石の表現、勉強になりました。

  2. おお、KUSAMAKURAさん、ありがとうございます^▽^。

    これまでに投稿したことはありませんが、
    実は、この時期、毎年のようにこの場所で、
    ここの写真をこんな感じの構図で撮ってしまっているんです^^;。
    背後が滑川の暗がりで、そこに暗い赤とススキ。
    通りがかるたびに、
    ついついカメラを取り出してしまって、
    定点撮影になってしまっている場所のひとつなんです(定点撮影ばっかりですね)^^;

    毎年、同じような写真ばかり撮っていて進歩がない、と嘆く一つでもあったわけです。
    でも今年はふと、
    毎年同じような写真が撮れるということは、
    千年もずっと同じ光景がここにあった可能性だってあると、
    そんなことを思ってしまったんです。
    鎌倉室町時代の血濡れた歴史と、内外のそれを負って巡礼の旅に出た武士や庶民。
    そんなイメージも湧きました。

    画面構成的には、ありがちかなとは思いつつ、
    そんな雰囲気が少しでも出せないかと努力することはできたので、
    今年は投稿に踏み切ってしまいました^^;。

    結果、暗く撮りすぎたのを、GIMPで明るく直しています。
    風情のある一幅、そう言っていただけるような雰囲気が、
    少しでも出せていたでしょうか。
    嬉しくて素敵な御言葉を、いつもありがとうございます^▽^

  3. そろそろ色付き始めたもみじの真紅、同じ木でしょう緑の部分に色分け
    された対比でその場の日照時間の現象が読み取れます。
    一足早いすすきが加勢してバランスの取れた一枚に仕上がりました。
    自然のなせる業が侘び寂を緑・赤・白・影の部分で演出されています。
    自然が描く芸術の秋、利久が好みそうな世界ですね。

  4. おお、helmetさん、千利休ですか゚∀゚?
    畏れ多くも、何と嬉しい御連想でしょう゚∀゚!

    そういえば、日本の武士の時代は、いくさと血だけの時代ではないのでしたね。
    禅の時代、というだけでもなくて、
    千利休、わび茶、そして侘び寂の時代でもあったんですよね。

    昨年あたりから、
    写真を撮ることによって身近な歴史遺物を見直す楽しみ、
    といったものが、私にも少しだけ伺えるようになってきた気がしています。
    「伺えるようになってきた気がする」程度ですが^^;

    千利休、わび茶、そして侘び寂といった観点からも、
    見直してみたいと思いました゚∀゚。

    バランスが取れていますでしょうか?
    いつも重みのある嬉しい御言葉、そしてヒントとなる御言葉を、
    ありがとうございます^▽^

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