痛い痛い、うわああん
アオスジアゲハの幼虫は、生まれて数日間は黒い着ぐるみにオレンジの顔ですが、
その後、緑の着ぐるみに黄色の顔に変わります。
・・・今年も我が家の門の樹に、アオスジアゲハが卵を産んでくれました。
それも、十数個も。
おかげ様で、今年は、
幼虫同士が出会った時の様子を観察する機会に恵まれたのですが・・・。
どうやら生まれてまもないチビを、緑の年長さんが踏みつけて、
尻尾の棘で何度もビンタをくらわしているのでした。
(この尻尾、自分の糞なら軽く1m程かっ飛ばせる力があります。)
年長さんに、おそらく悪気はないのでしょう。
尻にぐにゃりとした物がくっついて気持ち悪いから飛ばそうとしている・・・
そんな風に見えました。
・・・しかし、チビの背後には脱皮した抜け殻らしいものがあって、
チビが脱皮したばかりのところに、後から年長さんがお尻を持ってきたらしいのでした。
脱皮したばかりで体も柔らかい、デリケートな時期に痛めつけられて、
涙も声も出せないながら、チビは本気で参っているように見えました。
自然に任せることにして、私はその場を去ってしまいましたが、
気になって翌日探した時にはチビの姿は見当たらなくなっていました。
・・・結局、この写真の頃には十数匹もいた幼虫が、
幼いものから「淘汰?」されて数匹となり、
その残る数匹も捕食者に襲われた痕跡を残して、全て姿を消してしまったのでした。
惨劇の前に蛹になっていた、彼らの一世代前の者を残して。
次回は、時間を遡って、その、現在蛹として生き残っている者たちの
幼虫時代の関係を、
ご紹介したいと思っています。
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Exif情報
- メーカー: CASIO COMPUTER CO.,LTD.
- モデル: EX-ZR500
- 撮影日: 2015/09/27 14:31:22
- 焦点距離: 6mm
- ISO感度: 160
- 絞り値: f/3.9
- 光源: 不明
- 露出時間: 1/125 秒
- 露出プログラム: ノーマル
- ホワイト・バランス: 自動
- 測光方式: 分割測光
- フラッシュ: ストロボ発光せず、強制非発光モード
- 撮影シーン・タイプ: 標準





















コメント
最初に自然界の厳しさあり、しかも全滅・・・。
そこから遡っての詳細な生態ですね。
天敵、実は身近な仲間もそうだったのですね。
一見気持ち悪いアップの青虫もハイキーにしたことで、
美しく表現されましたね。
この後の遡り作戦、ミクロの世界に興味津々です。
自然界との距離感♪いつも考えさせられるテーマです( ´ᐞ` ).。oありがとうございました。
KUSAMAKURAさん、分りやすさを優先してのやむなくしてのハイキー、でしたが、美しいでしょうか^^;
複数が絡む生態写真といえば、捕食・縄張り争い・求愛・交尾という感じですよね。
でも、KUSAMAKURAさんの作品へのコメントでも何回か申し上げた通り、
私の今のところ最大の関心事項は、「それ以外の同胞関係」なんです。
そもそも、それ以外の何かなんて存在するのか、存在するとしてどんな関係なのか。
KUSAMAKURAさんの作品を拝見すると、
鳥には、繁殖期以外にも続く関係がありそうですよね。
面白くも羨ましいです。
昆虫・・・中でも幼虫はといえば・・・。
幼虫飼育のHPなどを見ると、アゲハに限らず昆虫の幼虫は「一箇所で複数飼育するな」と書かれているんです。
共食いをするから。
アオスジアゲハの共食いは報告されていませんが、
他のアゲハでは珍しくないようです。
彼らは同胞をどう感じ、どう思っているのか?
今回は、そういうテーマに関係して、
よく知られた共食いではなく、見たことも聞いたことも無い行為が撮れたので、
投稿させていただいた次第です。
アオスジアゲハの幼虫の尻尾が、相手次第では武器になる可能性にも気づかされました。
でも、こんなテーマに興味があるのは私だけではないかとも思われて、
シリーズを投稿するかどうかでは随分迷いました^^;
そんなマイナーな関心の元でのマイナーな生態写真に、
興味津々と言っていただけて、大いに励まされています。
KUSAMAKURAさんのように、もっと魅せる技術があれば・・・^^;;
青虫の写真は苦手な方も多いはずなので、
今のところ、テーマに関した4枚だけに絞って投稿するつもりでいます。
遡り作戦になったのは、時系列だとこれがラストになってしまうからで、
これがラストだと悲しすぎるかなと。
遡ったもう一つの事例は少し違うはず・・・です^^;
何時も励みになる嬉しい御言葉をありがとうございます^▽^
マイラブボンさん、温かい御言葉をありがとうございます。
このチビも可哀想でしたが、
後に、鳥らしいものの襲撃で、ごっそりやられていた日の夜。
葉っぱの影で脱皮中だったらしい一匹だけが生き残っていたんですよー。
これまでこちらが近づこうが何しようがのんびりマイペースでいたその子が、
その日は、近づくだけで、びくーっ、びくーっと縮こまっていたんですよね。
よっぽど怖い思いをしたのでしょうね。
週末になったら、家に入れて飼育してやろうかなと思っていたら、
翌日には葉っぱごと食われてしまったらしいという。
アオスジアゲハの数匹を私が飼って放蝶したところで、
元からいた蝶なので、生態系を乱すことにはならないと思いますが、
平日は昼間家にいないこともあって、死なせずに飼育する自信がないんですよ。
閉じ込めて飼育すると、蒸れて病死するケースが多く、
閉じ込めずに飼育すると、餌が早く萎れて
病死・飢死したり逃げたり共食いしたりするとか聞くと、なかなか・・・。
実は、寄生虫にやられる確率を下げてやろうと思って、
樹木の葉を毎日広範囲に丹念に払ってやっていたんですが、
全部無駄になってしまいましたーー;
すごい観察力ですね。
何も自然界のことを知らないでただ写真を撮っている自分が恥ずかしいです。
yu-pyonさん、とんでもない^o^;!
知らないことが目の前で展開される面白さに、
何時のまにか当方、どっぷりはまってしまいました。
というか
今年は、そんな生態写真ですらなくて、
こいつは口が褐色な気がするが大丈夫か、とか経過観察とか、
気が付くと、そんな風な診察目的第一のマクロばかり撮ってしまっていました^^;。
生態観察と絵にすることの両立が難しいと、嘆いているばかりの私ですが、
今年は、それ以上のていたらくでお恥ずかしいです。
かろうじて、この数枚が、生態的な面白さで投稿できるかなと思った次第です。
でも観察だけは、そんな感じでたっぷりしていたことは確かなので、
それが何がしかの効果をあげていたなら、救われますね゚∀゚;
何時も嬉しい御言葉をありがとうございます。
私も、yu-pyonさんのアサギマダラのような、
他の方にも被写体の愛しさを伝えられるような写真を撮れるようになりたいです´▽`