台風を乗り越えて
一匹のハリカメムシが、水引の上で、微動だにせず固まっていました。
昆虫が擬態している時によく見られる感じの静止ぶりです。
これで擬態できているつもりなのかと、
それが面白くてカメラを向けたのですが、
どう見ても擬態ではなく、かといって食事をしているわけでもありません。
やっと気付きました。
この日は台風襲来の6/3。
午前中までは車軸を流す土砂降りだったのが、
急に雨がやんで木漏れ日が戻って来たタイミングでした。
土砂降りの間、ここにつかまって耐え続けていたのだと推測されます。
ついに耐えきったものの、
雨で体が冷えきってこわばってしまっていた、
ということだったのではないかと。
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Exif情報
- メーカー: OLYMPUS CORPORATION
- モデル: TG-5
- 撮影日: 2023/06/03 15:56:41
- 焦点距離: 14mm
- ISO感度: 400
- 絞り値: f/5.6
- 光源: 不明
- 露出時間: 1/320 秒
- 露出プログラム: creative プログラム
- 露光補正値: -0.3
- ホワイト・バランス: 自動
- 測光方式: 分割測光
- フラッシュ: ストロボ発光せず、強制非発光モード
- 撮影シーン・タイプ: 標準




























コメント
カメムシと言えばは非常に跡が残る臭いを画像からも想像してしまいます。
ですが、
体がこわばってお腹を見せたアングル、新緑と赤い枝、クリーム色の体色。
昆虫の固定概念を超えてしまうほど、
色合いやアングルに涼やかな風を感じてしまいました(*´▽`*)。
おお、mjs3000さん、ありがとうございます^^。
そういえば、このアングルから撮ったカメムシは、あまり見かけませんね。
ハリカメムシは以前にも撮ったことがあるので同定は大丈夫だと思いつつも、
念のためにと思って検索したら、なかなかヒットしなくて苦労しました^^;
この日は朝から台風で電車も止まっている土砂降りの中を
4キロぐらい歩いて「いつもの土曜の買い出し」に出かけたんですが、
傘が風で煽られて道路で転倒するわ、
(履く靴が連日の雨で全滅したため)新品の靴をおろした、
そのおろしたての靴を一日でボロボロにするわ、
さんざんでしたーー;
それが、帰宅した頃には陽光と微風と青空。
傘をさす人、いや手にする人もいなくて、
荒天だったのが本当に嘘のようでした。
こちらのボロボロの姿が奇異に思われてないかと
気になったりしていました。
我が家の水引が良く咲いていたので、
せめてそれを撮っておこうと思ったら、
この方がおられたんですよー。
カメムシの中にも
宝石と呼ばれるような美しいカメムシや面白いカメムシというのが
数種類いるにはいるんですけど、
こいつは美しくもない平凡きわまる種類。
投稿するかどうかでは随分迷ったんですが、
この方の姿と表情に感じた、何とも言えないものに負けました。
さんざんな目にあったと人間の私が思ったあの台風を、
もっと遥かに長時間、野ざらしで耐えていたなら、それは大変だったろうという、
そういう、感情移入が多分に効いていただけなのかもしれないと思いつつ。。。
背景の緑に関しては、
「うす汚い我々(私とカメムシ)」と台風一過の木漏れ日の美しさの対比を
ことさらに意識はしていた気がします。
カメムシが単にいる、というだけではない、
何とも言えないものを感じていただけたようで
とても嬉しいです。いつもありがとうございます^▽^ノ