桜の映り込みの中を・・・
3カ月程前の作品です。
3月19日を以って本サイトへの投稿を休止したため、異物を飲み込み衰弱した大白鳥の幼鳥ヒナちゃんを最後までお伝えすることが出来ませんでした。本作は同日アップの「苦し気に鳴き叫ぶ幼鳥」のその後です。
3月16日に異物を飲み込み4月1日に漸く白菜を食べ始まりましたが、その後食欲があまり進みませんでした。
この日4月9日は300m近い一番奥の岸辺から約20分も掛けて、満開の桜の花が映り込む餌場で待つ、ボランティアさんの方に泳いで来ました。
大白鳥としては珍しい7羽の家族でした。一度北帰行に向かった両親ときょうだいの親子3羽が戻って暫く見守っていましたが、最後は10日以上も寂しく独りぼっちでした。
悲しいかなこの日から4日後の4月13日朝、ヒナちゃんは池の真ん中で横たわって静かに眠っていました・・・。
前日は羽搏きも見せていましたのに・・・。
ボランティアさんの懸命な努力も空しく、北極圏で昨年生まれて僅か1年足らずの短くて儚い命でした。
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Exif情報
- メーカー: SONY
- モデル: DSC-RX10M4
- 撮影日: 2022/04/09 08:46:32
- 焦点距離: 52mm
- ISO感度: 250
- 絞り値: f/8.0
- 光源: 不明
- 露出時間: 1/640 秒
- 露出プログラム: マニュアル
- 露光補正値: -1.0
- ホワイト・バランス: 自動
- 測光方式: スポット
- フラッシュ: ストロボ発光せず、強制非発光モード
- 撮影シーン・タイプ: 標準






























コメント
なんという悲しく美しいシーンでしょう…
桜の儚さと相まり胸が詰まります…
ずっと心に残る一枚になると思います。
幼鳥さんが助かることを祈っていましたのでとても残念です。
心花*tokimekiさん
いつも心やさしいコメントをありがとうございます。
毎年40羽前後のオオハクチョウが越冬していますが、
今年は成鳥1羽とヒナちゃんが命を落としました。
天敵は先ずいないので最も多いのが異物を飲み込むケースです。
美しく絆の大変深い野鳥ですが、悲しいドラマが尽きません。
ああ。。。ダメだったんですね><。
これまでKUSAMAKURAさんに沢山見せていただいた回復と絆のドラマが、
いかに奇跡だったかということを改めて痛感しました。
野生の生き物の命は儚いですね。
せめて桜の下にて春死なん><
ずっと気になっていました。
美しいご報告をありがとうございます><
hanexさん
コメント、ありがとうございます。
今回は詳細をお伝えすることが出来ませんでしたが、
親子愛、ボランティアさんの交代で給餌中断による一時離散、
土嚢に首を突っ込み命を落とした成鳥・・・。
いつにも増してのドラマがありました。
ヒナちゃんは7人家族でしたが、全員北帰行のため中継地に飛び去って
数日後、両親ときょうだい(末っ子?)の3羽が戻っての一時見守り。
しかし、やむを得ず中継地に残した3羽の子供のために遂に生き別れ・・・。
その後桜の散り始める頃まで一人で頑張りました。
毎日一喜一憂しながらじっと草陰で動かず耐え忍ぶ姿を人々が応援し、
最後は悲しみと寂しさに暮れました。
苦しそうな鳴き声は徐々に軟らんでいましたが、
4週間異物は体内に残り、食欲はほとんど回復しませんでした。
生あるものの、野に生き者の宿命でもありました。