生き残った1羽・・・

KUSAMAKURA

投稿日:2023年07月06日08時47分55秒

ここは東京湾の砂浜でのカモメの仲間コアジサシのコロニーで、10日前に雛が3か所で孵った内の2か所目です。 コアジサシは開けた砂浜や川岸などに窪みを作り2、3個の卵を産みます。 雛は大抵カラスの犠牲になり、この子も当初3羽のきょうだいでしたがなんとか1羽だけ生き残りました。 環境省支援の下、多くの民間の保護団体での「鳥類繁殖分布調査」で97年~02年と16~19年の分布を比較するとコアジサシの減少率が最も高く実に-72%でした(以下アマサギ、ゴイサギ・・・)。繁殖地の減少、気候変動、 カラス、人間、その他の天敵が原因とされています。 14年3月には環境省が30ページに渡る「コアジサシの繁殖地の保全と配慮指針」を発表しています。 正にコアジサシは自然環境のバロメーターです。 次作以降に続きます。

タグ
自然 野鳥 コアジサシの雛 小鯵刺の雛
Exif情報
メーカー : SONY
モデル : DSC-RX10M4
撮影日 : 2023/06/29 10:09:58
焦点距離 : 220mm
ISO感度 : 160
絞り値 : f/7.1
光源 : 昼光
露出時間 : 1/1250 秒
露出プログラム : マニュアル
露光補正値 : -0.3
ホワイト・バランス : マニュアル
測光方式 : 分割測光
フラッシュ : ストロボ発光せず、強制非発光モード
撮影シーン・タイプ : 標準
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