最後の蛹、No.4

hanex

投稿日:2017年01月27日02時54分45秒

【冬の寒さを乗り越えろ!:その12】 話は1/1時点に戻ります。 この冬の寒さに挑むことになってしまった5匹の蛹は、 この時点で、一匹が羽化、三匹が死亡、 とうとう残るは長い赤い糸が心配なNo.4、一匹となってしまいました。  No.1とNo.2が死んでNo.3が無事に羽化したのは、 No.1とNo.2は蛹の形状にも異常があったのに対して、No.3は正常だったから・・・ かもしれませんが、 No.1とNo.2は蛹になって7~10後の11/24(No.2の蛹が振動していたのは11/21)に、 初雪の降る寒さにさらされたからかもしれません。  室内に保護した、ということで安心していたのですが、 その頃幼虫だったNo.3とNo.4は、初雪の日の後、室内なのにのけぞっていて、 その後数日は、食事も殆どできないぐらい、弱っていました。    幼虫より蛹のほうが寒さに弱い、という印象は以前からありましたが、 幼虫がのけぞるほどの寒さは、蛹には致命的だと考えたほうがよさそうです。   ・・・だとすると・・・。    これから正月三日間は暖かく、その後続けて寒波が襲来する見込みでした。   残るNo.4の蛹は、12/7に蛹化したので1/1の段階で25日め。 これまで25日を越えて羽化したケースはありません。  どちらの理由からも、タイムリミットは間近でしょう。  何としても正月三日間の間に羽化させなければならないと、 暖房と陽光とお湯の湯気とホカロンを総動員して暖めたところ・・・!   1/2には急速に黒くなって翅の模様が浮かび始め、 1/3の昼頃に羽化してくれたのでした。赤い蛹便も排泄しました。 蛹から出ていたあの赤い長い糸は、本当に何も問題ではなかったのか・・・? (続きます。) 

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ルリタテハ 蛹 暖かさ 陽射し 湯 羽化 王女アンドロメダ 冬の寒さを乗り越えろ!
Exif情報
メーカー : CASIO COMPUTER CO.,LTD.
モデル : EX-ZR500
撮影日 : 2017/01/03 14:11:40
焦点距離 : 6mm
ISO感度 : 400
絞り値 : f/3.9
光源 : 不明
露出時間 : 1/125 秒
露出プログラム : ノーマル
ホワイト・バランス : 自動
測光方式 : 分割測光
フラッシュ : ストロボ発光せず、強制非発光モード
撮影シーン・タイプ : 標準
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