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依頼内容

横浜の大桟橋で、印象的な場所であったので、友人に頼み寝転がってもらったところを、高い場所から撮影しました。切り取り方が難しく、悩みました。

回答

作品をお寄せいただいてありがとうございます! こちらの作品は、みなとみらいの大桟橋で撮影されたものですね! とても有名な撮影スポットで、結婚式のロケーション撮影もよく行われている場所です。私ひらはらあいもお気に入りのスポットであり、作品をお寄せ頂いて嬉しかったです。 さて、こちらの作品の場面は、「横浜三塔」として有名な、左からキング、ジャック、クイーンの図柄が配置された、広々としたデッキになっています。 その中央に、今回の主役である女性が大の字になって主要被写体としての存在感をアピールしている、とてもユニークな作品ですね! このような一風変わった被写体の配置も、ポートレートのジャンルでは「ロングショット」と呼ばれるもので、先ほどお話に出た結婚式のロケーション撮影ではよく行われる撮り方です。美しい景色を広く見せつつ、新郎新婦のシルエットにこだわって撮影することで、思い出深い作品に仕上げることができる撮り方ですね。 ですので、まずこちらの作品で気になった点は、主役の女性のシルエットです。大の字になったことで乱れた服装がそのままであること、かばんや左手の赤い腕時計が目立つことが残念なポイントとして挙げられます。 厳しい意見になりますが、遠景であるから人物はめだたないと思って油断してしまうと、せっかくのいいロケーションやポーズが台無しになってしまうのです。うーん、本当に惜しい!! こちらの作品がもし、スカートの乱れまできれいに直され、かばんや腕時計がない状態でしたら、それだけでぐっと画面が洗練されてクオリティの高い1枚になったことでしょう。そう思わずにはいられません。 そして次に気になるのが、画面上下の側溝です。 こちらの作品では、キング・クイーン・ジャックの三塔をしっかり見せたいあまりに画面を広くとったため、側溝が映り込んでしまっています。 この場合は、画面左のキングを諦めて、写真の比率を少し横長にとってもかまわないので、もう少し狭いフレーミングをしたほうがよかったのではないでしょうか? 写る範囲が多少狭くなっても、画面の比率を16:9などの横長に取ることで、側溝を写さずに左右への広がり感が強調されるはずです。 そして、今まで通りジャックとクイーンの真ん中にきっちりと女性を配置し、右上と左上も切ってしまうことで、完全に左右対称、シンメトリーな画面が実現できたと思います。そのほうが作品としては美しかったのではないでしょうか? もし作品としてそのほうが美しく完成できるのであれば、必ずしも3:2の比率に固執する必要はないと思いますよ!写真はフリーダムです!! 最後に、人目をはばからず大の字になってくれた女性と、人通りの多い大桟橋で根気強く撮影したカメラマンさんに、最大限の拍手を送りたいと思います!!パチパチパチ~。 講評は以上となります。 あくまで私の個人的な意見ではありますが、お試しいただければ幸いです!それではまたお会いしましょう~!!

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